概要
鬼滅の刃に登場する土地。
鬼に対抗しうる唯一の武器である日輪刀を鍛造する刀鍛冶達は皆、この里で暮らし、刀を打つ。
里の場所は産屋敷邸と同じく秘匿され、訪問にはお館様の許可が必要であり、複数の隠による交代を経た運搬以外で辿り着く術は無い。この際、訪問者は視覚・聴覚(例外で嗅覚も)を封じられた状態であり、隠は案内役の鴉ともども頻繁に入れ替わるという警戒体制を敷かれている。
また、移転せざるを得ない状況となった時の為に空里と呼ばれる空き地を複数箇所作っている。
里は山間を切り開かれた奥地にあり、山菜や川魚などを食材に使われる(白米もあるので別途食料調達ルートも確保しているか、開墾している模様)。また、効能豊富な良質の温泉がある。
入口の瓦門や当時としては高層階建築物など来訪者が感嘆する外観であり、村里というより温泉街のイメージが近い。
本編では上弦の伍に所在地を捕捉され、上弦の肆を伴っての来襲を受ける。
常駐の警護隊士は倒れ、同時期に偶然里に居合わせていた(または舞い戻った)柱2名を含む鬼殺隊士が応戦に当たり、辛くも夜明け直後に殲滅に至った。
しかし、里は半壊状態となり、鬼の再襲来を回避するために次の夜までに空里への移転を余儀なくされ、襲撃の犠牲者達の弔いも満足にしてやれぬまま、今回の里は事実上破棄されることになった。
温泉
前述で説明した温泉には様々な効能があり、刀鍛冶にも鬼殺隊の隊員にも重宝されている
主な効能
切り傷、火傷、いぼ痔、切れ痔、便秘、痛風、糖尿病、高血圧、貧血、慢性胆嚢炎、筋肉痛、関節痛、性格の歪み、思いやりの欠如、鼻炎、へその痒み、失恋の痛み
余談
舞台モデルは諸説あるが、群馬県の法師温泉や山形県の銀山温泉(メイン画像)などが挙げられる。