桃井令子

ももいれいこ

「桃井令子」とは、『仮面ライダー龍騎』に登場するキャラクターである。

概要

強い責任感を持った気丈な女性で、城戸真司の先輩にあたる人物である。

基本仕事人間であり、疑惑解明の為ならどんな些細なことでも徹底的に追求するジャーナリスト魂を持っている。

洞察力もあり、第6話では加賀友之の事件の犯人が須藤雅史「仮面ライダーシザース」と一早く見抜いた。

凶悪殺人犯の浅倉威の調査､そして北岡と交流を重ねる内に､共通点として周囲の人間が行方不明となっている事に気付いた人物でもある。因みにその過程で(結果的とはいえ)罪の無い一般人を巻き込んでしまった時もあった。

アメリカで失踪した神崎士郎の存在を知り、ミラーワールドやモンスターについての真相を突き止める事に繋がりを、終盤に於いて城戸真司が龍騎に変身する様子を遂に目撃する。

愛車はダイムラー・スマート。

北岡秀一とは河津製薬とその工場周辺の奇病･奇怪変異生物発生に関わる事件を通して深く知り合って以降度々アプローチを受けるが､当然の様に断ってきた。しかし全く好意がない訳ではないらしく､彼のスキャンダルが発覚した時には凄まじい怒りを記事作成にぶちまけていた。

この時の彼女の怒りっぷりは編集長すら｢おっかねぇ｣と引いた程（後にスキャンダルは冤罪と判明）。

しかし、島田菜々子から「そんな性格だからその歳になっても彼氏が居ない」という一言も受けている（何事も経験だ、と言いつつ、お見合いをした事もあるが、結果はウヤムヤだった）。

そして最終的には島田菜々子や浅野めぐみに勧められ､彼との食事に向かう事にするが……。

尚､北岡が､自分が不治の病で余命僅かだという事を「情で落としたくない」という理由で知らせなかった為､彼女は最後までそれを知る事は無かった。

またこの関連で一度東條悟に狙われた事がある。

原典と同一の名前だが、演者が全く異なるという珍しいタイプのゲスト(但し、漢字表記が異なり、名前は「玲子」となっている)。

この他にも大久保大介のポジションを兼ねており、『ATASHI JOURNAL』の編集長を務める。

記事の出来に悩む羽黒レンを他社に修行に行かせ、時が来れば再び辰巳シンジと組ませようと考えていたが、自身の正体を探る桃井を疎ましく思った鎌田に殺害されてしまう。

この事が原因で近辺にいた夏海は殺人容疑を掛けられてしまい、シンジとレンの間には溝が出来てしまうが、タイムベントでシンジが過去に戻った影響で歴史が変わり、真実を伝える事に成功する。