演:有吉崇匡
概要
浅倉威の弟で、現在は親戚に引き取られ、三原姓を名乗っている。
幼少期に起きた火災で両親を失い、兄の威と離れて暮らすようになった。威は彼は死んだものと思っていたが、桃井令子が北岡秀一から聞き出した暁が生きているという情報を確認するべく城戸真司に司令したのを立ち聞きしたことで威から生存を確認された。
後日、兄について聞きたいという令子の取材に当初は人違いと否定し北岡から聞いたと食い下がられ、兄にはもう関わりたくないという本音を吐露するが、火災の時に気絶していた自分を威が助けていたといわれ、令子が兄が会いたがっているという話を一度は断ったが、弟に会えば変われるかもしれないという話を聞いて真司や令子と共に浅倉に会いに行くことにする(一度取材を断ったのはおそらく凶悪犯の弟という立場に対する嫌悪感と思われる)。
トンネルの中で出会った威に助けてくれたことにお礼を言うが、実は火災は威が起こしたもので彼を助けてなどいないという事実、さらには本当は暁自身を殺すために放火したという真実を告げられ、直後にベノスネーカーに捕食され死亡した。
その光景を目の当たりにした秋山蓮からは「奴(浅倉威)は人間じゃない。モンスターだ」と唾棄されたが、それと同時に暁が殺害される遠因となった令子に対しては「弟は兄の本性を知って逃げ出した」と告げていた。※
※真相を伏せた理由に関しては「取材が原因で罪の無い一般人が殺害された罪悪感を抱かせないため」あるいは「ライダーバトルに深入りしてほしくない」のいずれかと思われる。
アウトサイダーズでは
「戦いの無い世界」が舞台となっている『仮面ライダーアウトサイダーズ』では登場こそしていないが存命しているようであり、同作に登場する威は性格が改変された事で、今まで苦労をかけた弟のために汚れ仕事を請け負う、兄としての優しさを見せており、TV本編からは考えられないような関係となっている。
しかし、とある事がきっかけで、浅倉は本来の残忍かつ凶悪な性格を取り戻してしまい、ラストで再び殺す為に弟のもとへ向かうシーンを最後に浅倉は姿を消した為、恐らくはまた浅倉によって殺されてしまったと思われる。
備考
『小説仮面ライダー龍騎』では設定の都合上存在すらしていない。リンク先参照。
名前の由来は浅倉役の荻野氏が主演していた『超光戦士シャンゼリオン』の主人公・涼村暁だろうか。