概要
駅番号はKS24。
沿革
当駅は京成沿線でも古くからレジャー施設に恵まれており、その施設や連絡線の建設・廃止に伴い駅名が変更された回数も多い。
1927年に開業し、当初は谷津遊園最寄り駅までの支線の分岐駅として開業した。なお支線は1934年廃園、1936年以降現在の谷津駅が谷津遊園駅を名乗ることとなった。
開業当所の駅名は花輪駅。1931年には京成の冠がつけられるが、WW2終戦後まで花輪の名前を保っていた。
1950年、船橋競馬場の開場に伴いこの駅も船橋競馬場前駅に改名。
1955年の船橋ヘルスセンターの開業に伴い、1963年にセンター競馬場駅に改名。その後1977年のヘルスセンターの閉鎖に伴い、1987年に現在の船橋競馬場駅に改名した。「前」がつかなくなったが約14年ぶりにかつての駅名に戻された。
改名のタイミング上、1981年にららぽーとTOKYO-BAY(当時はららぽーと船橋ショッピングセンターの名前だった)が開業後も6年ほど前身施設の名前が駅名に残っていたことになる。
駅構造
島式2面4線の地上駅。駅がカーブ上にあるためか、待避線は各方向共にカーブのインコース側にある。なお、2022年現在この駅での退避は通常運行時はほぼ見られないため、基本的にどの電車に乗ってもアウトコース側の乗り場に発着する。
乗り場 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1・2 | 京成本線 | 上り | 京成船橋・日暮里・上野・都営浅草線西馬込・京急本線品川・羽田空港方面 | 2番乗り場は待避線 | |
3・4 | 京成本線 | 下り | 京成津田沼・佐倉・成田・成田空港・千葉中央・ちはら台方面 | 4番乗り場は待避線 |
なぜか巻き添えを食らう
さだまさしの楽曲でソフトバンクのCMソングであった「私は犬になりたい¥490」において、ホワイト学割の価格に近い運賃区間の例として歌詞があげられる。そこで同じ京成線の実籾駅が登場するも「でも実籾で何をする?」と「何もない」とディスるかのような歌詞にであった。ここまではいい。
その後何故か、実籾駅に申し訳なく思ったさだはアルバム収録時に「京成上野から実籾まで行っても¥470 でも競馬場は通り過ぎてる」と歌詞で実籾駅をフォローした為なぜかこちらが下げられる結果になった。
利用状況
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は18,093人である。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 19,405人 |
2009年(平成21年)度 | 18,908人 |
2010年(平成22年)度 | 19,080人 |
2011年(平成23年)度 | 18,076人 |
2012年(平成24年)度 | 18,500人 |
2013年(平成25年)度 | 18,718人 |
2014年(平成26年)度 | 19,198人 |
2015年(平成27年)度 | 19,847人 |
2016年(平成28年)度 | 20,176人 |
2017年(平成29年)度 | 20,611人 |
2018年(平成30年)度 | 20,872人 |
2019年(令和元年)度 | 20,709人 |
2020年(令和2年)度 | 15,763人 |
2021年(令和3年)度 | 17,122人 |
2022年(令和4年)度 | 18,093人 |
隣の駅
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
---|---|---|---|---|
| 通過 | 船橋競馬場でのイベント開催時に臨時停車の場合あり | ||
快速 | 京成船橋駅 | 船橋競馬場駅 | 京成津田沼駅 | |
普通 | 大神宮下駅 | 船橋競馬場駅 | 谷津駅 |