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たいひせん
駅などで特急などの速達列車がそれより遅い列車を追い抜く場合、遅い列車が止まってやり過ごすための線路。
線路は基本的にその道に沿った一次元上の動きのみを想定している。同一の線路を2本以上の列車が同じ方向へ走行、尚且つ後続の列車が先行列車より高速である場合は衝突の危険性がある。保安装置を設け、衝突ができないよう対処した場合でも、速い後続列車は遅い先行列車に前をふさがれて速達性を失ってしまう。そこで、先行列車を待避線まで逃げ切らせ、止めている間に後続列車が追い抜くという形で対策しているのだ。
違う方向の列車を待ち合わせる場合は列車交換といい、待避線のように複数線路になる箇所は交換設備、信号場などと呼ばれる。(駅で列車交換する場合も多い。)
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