CV:間宮くるみ
概要
第29話に登場する猫のぬいぐるみ。理由は不明だが動いて言葉を話せる上、念力や浮遊といった超能力が使える。
名前は終盤で判明したため、ソラからは専ら「猫さん」と呼ばれていた。
作中での行動
- 突然のにわか雨で洋館で雨宿りしたソラ。謎の声に導かれて扉が開き、ソラは猫のぬいぐるみ(以下、猫さん)を発見。雷鳴で立ち上がり「連れてってニャー」と言葉を発する。ソラはパニックになり叫びながら館を飛び出してしまう。
- 虹ヶ丘家に帰宅したソラ、そこに先程の猫さんの姿があった。なんと、ソラの跡を付いてきてしまっていた。ソラはまたしても叫んでしまう。
- 突如、本棚から本が浮かび上がり猫さんを囲み「ニャンニャ、ニャンニャ」と鳴き出し、エルちゃんに「ニャンニャ、大丈夫」と励まされ本を元に戻し、エルちゃんに懐いた。「未熟でした」と立ち上がるソラ、「気持ちも分かろうとせず、ごめんなさい」と猫さんに謝罪した。
- 「きれいにしようか」と言い出すましろ。猫さんを洗うも、ソラの手元は震えていた。きれいになり、エルちゃんに懐かれ共に遊ぶ。
- 翌日、ショッピングモールでエルちゃんに抱かれゆりかごで眠っていた。突如、猫さんが飛び出し通り掛かった親子を追いかける。周囲は騒然としてしまい、ましろは「猫型ドローンです」とごまかした。親子に追い付き、猫さんは落下してソラに抱えられる。
- その夜、ソラは猫さんに感謝される夢を見る。実は猫さんの持ち主が引っ越したため「ずっと一人ぼっち」だった、持ち主が「迎えに来るまで待ち続ける」という。そこでソラは「持ち主は必ず見つけます」と誓った。
- 翌朝、猫さんの姿はなかった。「約束したんです」というソラ、4人は館へ向かうもそこにミノトンが現れ館をランボーグ化してしまう。4人はプリキュアに変身し応戦。
- 館に吸い込まれてしまったプリキュア4人。スカイはクローゼット型のランボーグに吸い込まれ、騎士型のランボーグと対峙。絶体絶命のピンチに陥ったその時、一閃の光が差し込み扉が開いた。そこには探していた猫さんの姿があった。扉から脱出したスカイ、そこでプリズム達と遭遇。引き出し型のランボーグに追われ、ようやく館から脱出した。
- 館から脱出したプリキュア達。最後はウイングとバタフライのタイタニック・レインボーでランボーグを浄化した。
- 戦闘後、タクシーに乗った親子とすれ違ったソラ達。そのタクシーは当該の館で停まった。そこで猫さんの持ち主・りほと遭遇する。りほの発言から名前が『マロン』である事が判明。マロンはりほに抱かれ、ようやく再会を果たした。ソラも手を振って寂しげにマロンを見送った。
マロンの謎
さて、マロンの正体はごく普通のぬいぐるみだったのだが、今回の話ではヨヨが不在(趣味の乗馬クラブの用事で出かけていた)だったので、何故意思を持って空を飛び言葉を話し念力でポルターガイスト現象めいたことまで引き起こしていたのかは不明である。
ソラのプリキュアの力と共鳴したのか、それとも…?
演者について
担当声優の間宮くるみは本作がプリキュアシリーズ初出演である。間宮の出演により、『はれときどきぶた』の畠山家の声優が4人全員出演した事になる。
関連タグ
りほ(プリキュア):持ち主
ほかほかハートの蓄積装置:前作に登場した猫型のアイテム。
モフルン:喋るぬいぐるみというプリキュアキャラ繋がりで連想した視聴者が多かったようで、放送直後にXでトレンド入りしている。
ハム太郎:中の人繋がりで、こちらも放送中にXでトレンド入りしている。