島村栄吉
しまむらえいきち
「俺が勝ったら二度とサンニーに乗らねえって約束して貰おう。それがリベンジを受ける条件だ!」
声優 | 森川智之 |
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搭乗車種 | 日産・スカイラインGT-R(BNR32) |
ボディカラー※ | クリスタルホワイト |
主な外装パーツ※ | ニスモ製N1バンパー、Veilside製リップスポイラー、WORK製ホイール、社外マフラー |
ナンバー | 相模ナンバーである事以外不明 |
※TVアニメ版第一期(First Stage)での設定。ボディーカラーとチームステッカー以外中里の愛車と同仕様。
概要
『頭文字D』のドラマCDである「頭文字D番外編 黒い稲妻 新たなる不敗伝説」に登場したR32型スカイラインGT-R乗りの走り屋で、箱根を本拠地とするR32型スカイラインGT-Rのワンメイクチーム「箱根サンダーソルジャーズ」のリーダー。
ドラマCD本編開始より役1年9ヶ月前に夏休みを利用して群馬エリアを制覇しようと妙義山に乗り込み、当時S13型シルビア乗りだった中里毅を車の性能で完膚なきまでに叩きのめし、彼がGT-Rに乗り換えるキッカケを作った男。
後述のTVアニメ版での回想内では中里のGT-Rとボディーカラー以外全くの同一仕様だが、爆撃機のステッカーが貼られていると作中で言及されている。
性格は自信家で、どこか岩城清次を彷彿とさせる。
佐藤真子と沙雪(と慎吾)のセッティングによって中里との再戦を言い渡され、記事冒頭の台詞にあるように中里が敗北した場合はGT-Rを降りるのを条件にリベンジマッチを引き受けた。
序盤こそほぼ互角と思われたが、藤原拓海を筆頭に多くのライバルとのバトルを経験して成長した中里はバトル中のタイヤのマネジメントを怠らず、最後は熱ダレを起こしたところで中里に隙を突かれ敗北した。
余談
原作での扱い
キャラクター自体はドラマCDオリジナルだが、「中里はかつてシルビアに乗っており、その当時に彼を負かしたGT-Rが居る」という話自体は原作でも秋名山での中里と高橋涼介との会話とその後の中里の台詞で言及されており、TVアニメ版でその時のバトルが詳細に映像化され相手が白いR32である事が描かれた。
ドラマCDではそこから更に深掘りし新たにキャラクター設定を盛り込んだ結果生まれたのが島村である。
TVアニメ版では第一期の後期オープニングにも少しだけ登場しており、頭文字DのドラマCD初出キャラクターの中では知名度はそこそこある。
その他
島村とのバトルは、実は原作に先駆けて神奈川遠征かつ箱根を舞台にGT-R相手にバトルをするという、ある意味で予言とも言える。
その上、原作では当時スプリンタートレノvsカローラレビンの様な同一型の姉妹車バトルはあったが、全くの同一車両でのバトルはドラマCDでのR32バトルが初であり、原作ではプロジェクトD編でのFD3S同士のバトルまで描かれなかった。
それも、原作で描かれたそれらのバトルはいずれも「レース用NAエンジンvsボルトオンターボ」「ツインターボvsシングルターボ」と言う様にチューニングの方向性が根本的に異なる車両でのバトルが殆どで、明言こそされていないがエンジン音からチューニング内容も恐らく大差は無いと思われる。