ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

フンボルトペンギンの編集履歴

2023-09-03 08:07:02 バージョン

フンボルトペンギン

ふんぼるとぺんぎん

フンボルトペンギン(学名:Spheniscus humboldti)とは、フンボルトペンギン属(スフェニスカス属)に属するペンギンの一種である。

概要

ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属(スフェニスカス属)フンボルトペンギン。


学名はSpheniscus humboldti。

ペルー海流(別名・フンボルト海流)が流れ込む南アメリカの海岸に生息し、一生を巣と海を往復して過ごす。巣は、自らトンネルを掘ったり、海岸の洞窟や丸石の間などを利用しているが、ときには地表面にも巣を作ることもある。1回の繁殖で2羽の雛を育てる。


食べ物はイカなど。

日本では戦後に飼育下の繁殖に大きな成功をおさめてきた歴史があるため、飼育頭数が多い。そのため日本の水族館や動物園ではフンボルトペンギンは最も代表的なペンギンであり、世界での飼育下ペンギン個体数で日本のそれが圧倒的に多いのはフンボルトペンギン(及び近縁のケープペンギンマゼランペンギン)が大いに貢献している。日本国内では飼育頭数に施設数が追い付かなくなっているため、産んだ卵の大半を模型の卵とすり替えることで繁殖を制限している程である。一方で南アメリカの野生個体群は人間の開発の影響などもあって減少しており、他国でも飼育個体数はそれほど伸びていないため、世界的には減少傾向にある。そのため日本の飼育技術を世界に移出する活動まである。


外見

全長68㎝。嘴の付け根から目の周辺にかけてが鮮やかなピンク色をしている。

白い腹部を縁取るように黒いラインが入っており、さらにその内側に黒い斑点模様がみられる。


著名な同種族の個体・キャラクター等

実在

  • グレープ君東武動物公園にて2017年まで飼育されていたフンボルトペンギン。
  • さざなみ君…葛西臨海水族園にて飼育されているフンボルトペンギン。2012年3月頃に脱走騒動を起こして話題となった個体で、当時は無名だったが名前が応募され、識別用のナンバーが由来となって付けられた。

創作


関連タグ

ペンギン スフェニスカス属

ケープペンギン マゼランペンギン

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました