概要
アフリカ南部などの比較的暖かい地域に生息しており、海岸の岩の間や土の斜面に穴を掘って巣にする。
現存する記録によれば、人類が初めて出会ったペンギンと言われている。
英名は「African penguin」。
他にもアフリカペンギン、ジャッカスペンギン、黒足ペンギンなど、複数の呼び名がある。
ちなみに「ジャッカス」とは、ロバに似た鳴き声を発する事からオスのロバを意味する「jackass」に由来する。
なお、他のスフェニスカス属のペンギン(フンボルトペンギンやマゼランペンギンなど)も同様の鳴き声を発する事から、ひとまとめにジャッカスペンギンと呼ばれる事もある。
ペンギンとしては小型、主な獲物が小魚、基本的に一生涯で伴侶が変わらないなど、他の同属のペンギンと生態はほとんど共通しているが、繁殖期が各種で異なり、さらに環境によって年に数える程か一年中産卵をするかで異なってくる。