概要
1955年生まれ、千葉県船橋市出身。1977年に「毎日中学生新聞」でデビューし（当時中1）、1982年から『3D甲子園 プラコン大作』でヒットを飛ばす。
専門学校に在学していた1973から1974年にかけダイナミックプロでアシスタントを務め、卒業後に藤子スタジオ入りし、藤子・F・不二雄のアシスタントになった。
1980年11月から1986年10月に独立するまで藤子・F・不二雄のチーフアシスタントを務め、「空気中継衛星」ではラストページを、「サカユメンでいい夢見よう」では終盤の3ページくらいを丸ごと代筆している。交流のあったのむらしんぼによれば、プラコン大作と同時並行で書いていたため一日中ぶっ続けで漫画を描いていたという極限状態だったらしい。
日能研監修の『ドラえもんの学習シリーズ』でも多数執筆しており、ドラえもんマニアでたかや氏の名を知らない人は相当なモグリとさえ言われている。なお、『のび太と鉄人兵団』に登場するザンダクロスをデザインしたのもたかやである。
2014年に、藤子スタジオの先輩だった方倉陽二の伝記『雲遙かなり 方倉陽二記』を書きおろした。
その後も現役で執筆活動を行っていたが、2016年10月2日に死去。享年61。藤子不二雄ファンサークル「ネオ・ユートピア」の会報に連載していた『ぼくの藤子スタジオ日記』が遺作となった。
コロコロアニキにて追悼文が載せられる。
次いでコロコロ創刊伝説にて作者のむらしんぼによる当時の思い出が語られる。
代表作
藤子・F・不二雄関連
- 『ドラえもん学習シリーズ』
- 『漢字辞典』
- 『四字熟語100』
- 『俳句・短歌がわかる』
- 『分数のかけ算・わり算がわかる』
- 『ドラえもんゲームブック』（「恐竜島危機一髪」「地底大魔王の野望」を担当）
- 『ドラえもん 地球救出大作戦』
- 『雲遙かなり 方倉陽二記』
- 『ぼくの藤子スタジオ日記』遺作。
コミカライズ・タイアップ
- 『真・仮面ライダー序章』（別冊コロコロコミック）
- 『ヤマトタケル』東映映画版などにあやかって出された漫画作品。同名アニメともかけ離れたオロジナル作品（コロコロコミック連載）
- 『ガメラ大怪獣空中決戦』
- 『その時歴史が動いた』
オリジナル
- 『3D甲子園プラコン大作』（別冊コロコロコミック）
- 『学研まんがひみつシリーズ』
- 『恐竜のひみつ』
- 『地球のひみつ』
- 『かっとび!童児』（月刊コロコロコミック・小学5年生）※古沢一誠原作
- 『タイトル不詳』（内容はホラー時代劇、誌面にはふくしま政美らの作品「むさしの無」も収録されてた）
