「我はデーボス軍の首領・兜武神デーボス!この星の支配種、人間を全て排除する!!」 (第32話)
概要
『キングオージャー』第二部から2年ほど前、ダグデド・ドゥジャルダンによって「キョウリュウジャーがいる地球」に送り込まれ、8年ぶりに再興したデーボス軍を率いる新たなデーボス。
顔や口元などは蝶絶神デーボスと酷似しているが、魔術師と緑色の蝶を組み合わせた支配者らしい姿とは異なり、銀色の装甲を纏ったカブトムシをモデルとした武神の如き容貌をしている。
キョウリュウジャーの持つ底力と獣電竜の存在を脅威とし、地球人達からブレイブを奪い取り無気力状態にするだけでなく、ガブティラ達などの主だった獣電竜を捕らえてキョウリュウジャーの力を封じていた。
普段は謎の植物で構成された大樹のような「デーボス城」にて自身の完全復活の為に待機しており、直接的な侵略行為は配下のデーボ・センキングに任せていたが、そのセンキングが助っ人として現れたクワガタオージャーとキングキョウリュウレッドに倒されたことで、自ら巨大化して前線に現れ、ばら撒かれたブレイブを自身に吸収した。
デーボスの名前を語っているが、先代との関係は現時点では明かされていない。可能性としては蝶絶神が爆散した際、宇宙空間で飛び散った細胞が長い時間を掛けて再構築したのが有力だが、真相は不明。
余談
演じる江川氏は『ヨドンナ』のヘルン役以来のスーパー戦隊シリーズへの出演となる(TVシリーズに絞るとライモン・ガオルファング以来)。
ゲスト怪人とは言え、組織のリーダー格を演じるのは『魔法戦隊マジレンジャー』の凱力大将ブランケン以来となる。
また、カブトムシがモデルとなっているためかゴッドカブトとモチーフが被っている。