スパムとは、
概要(SPAM)
米国ホーメルフーズ社の製品で、ソフトシェル容器に加工食肉がみっしりと詰め込まれている。いわゆるランチョンミートと呼ばれる加工食肉製品の一つであり、同ジャンルの代表格。加熱済みであり、開封してそのまま食することも出来る。
東アジアでのスパム
香港を中心とする中華文化圏では「午餐肉」と呼ばれ親しまれている。韓国でも一般的な食材のひとつで、「ブデチゲ」などの韓国料理に活用される。現地の企業がライセンス生産している。
日本では戦後アメリカ軍が沖縄で広めた。現地ではランチョンミート一般が「ポーク」と呼ばれ沖縄料理に盛んに使われる。沖縄ではホーメル社のものよりデンマークのチューリップ社の製品が主流。本土では大型スーパーや沖縄食品店で手に入れることができる。
スパムとモンティ・パイソンとスパム
イギリスのコメディグループ、『モンティ・パイソン』がスパム出演した『空飛ぶモンティ・パイソン』にてスパムして、レストランのメニューがスパムばっかりでスパムしてスパムでバイキングが「スパム、スパム、スパム…」と歌いだしてスパムした、エンドロールでもスパムスパムスパムと大量のスパムが出た。これに由来スパムして、大量にスパム送りつけられる迷惑メールをスパムメールとスパムと呼ぶようになった。
スパムの調理法(一例、炒めた豆とスパム)
材料
スパム(適量)
豆(適量)
コショウ(適量)
作り方
- スパムをコマギレにします
- 1と豆を炒めます
- コショウを加えます(適量)
- 盛り付けます
- 完成
スパムとイギリス人とハンガリー人
「スパムは嫌いなのよ!」
「じゃあスパムは俺が食うよ」
「スパームを一つ頼む。」
スパムとバイキングとイギリスの食堂のおばちゃん
「SPAM♪SPAM♪SPAM♪SPAM♪SPAM♪SPAM♪SPAM♪SPAM♪」
「Lovely♪SPAaaaM♪Wonderful♪SPAaaaM♪」
「Shaaaaaaaut Uaaaaaaaaaap!」
関連タグ
概要(spam)
個人間のやり取りではなく、広告などを目的として無差別に送信される、いわゆる迷惑メールの俗称である。由来は上記ランチョンミートのSPAM、ひいてはこれをネタにしたモンティパイソン(上記「スパムとモンティ・パイソンとスパム」の項を参照されたし)。
spamとSPAM
元々スパム(SPAM)とはホーメルフーズ社の製品名であり、レーションとして米軍に卸したものが巡り巡って「飽きるほど大量に」英軍に回ったことが上記モンティパイソンのネタ、ひいては迷惑メールとしての異名とされる由来になった。
このことについて、ホーメルフーズ社は、敢えて使用の停止を呼びかけることはせず、代わりにランチョンミートは大文字でSPAM、迷惑メールは小文字でspamと表記して欲しいと呼びかけを行っている。