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テセウス(Fate)の編集履歴

2023-10-29 03:38:09 バージョン

テセウス(Fate)

てせうす

『Fate/Grand Order』に登場するセイバーのサーヴァント。

プロフィール

真名テセウス
クラスセイバー
性別男性
出典ギリシャ神話
地域ギリシャ

概要

Fate/Grand Order』に登場するセイバークラスサーヴァント

初出は生前のアステリオスを描いた短編小説『英雄伝承』だったが、イベント『聖杯戦線白天の城、黒夜の城~』にてゲームにも登場した。


真名

ギリシャ神話に登場する英雄の一人、テセウス

アテナイの王アイゲウスとトロイゼンの王女アイトラーの子とされている。

16歳の時、トロイゼンで育ったテセウスはアイゲウスに息子と認めさせるためにアテナイへと旅立つ。彼は一人の英雄として、あえて過酷な道を選び怪物や山賊を退治。中でも残虐な方法で無辜の民を殺めていたプロクルステスの一団に対しては、彼らが民を殺した方法と同じ方法で彼らを殺したという。やがてアテナイへ到着し、魔女メディアの罠を掻い潜り、息子として認められた。


こうして、アテナイの王子となったテセウスだが、当時アテナイは大きな問題を抱えていた。アテナイでは、かつてクレタに敗北したことで、怪物ミノタウロスの生贄となる人間を捧げなければならなかった。そのことに怒りを覚えたテセウスは生贄としてクレタに向かい、ミノタウロス討伐を決意する。

ミノス王に謁見したテセウスは、自身に一目惚れした王女アリアドネから赤い糸玉と短剣を渡され、糸を入り口に巻き付けラビュリントスへと潜った。そして、ミノタウロスと対峙し討伐に成功するが、ミノタウロスがミノス王の息子であり、ポセイドンの呪いによって怪物になったただの人間であったこと、ラビュリントスが怪物とされた自身の息子を閉じ込めるためのものだったことを悟ってしまう。この時、自身の正義が正義でなかったことを知り、彼の中の英雄としての義憤は虚しく消えた。


その後、アリアドネを連れてクレタを出たテセウスはナクソス島でアリアドネを置き去りにしてしまう。更には、父との約束を忘れてしまい、アイゲウスを身投げさせてしまった。

王になった後は、アマゾネスたちに遠征を仕掛けたり、アルゴノーツのメンバーとなったりと、様々な冒険に出た。その中で冥界降りを敢行し、ペルセポネを攫おうとするもハーデスによって忘却の椅子に座らされ失敗。4年間ヘラクレスが来るまで放置され帰ってきたが時既に遅し、アテナイを奪われてしまった。


行き場を失ったテセウスは、スキューロス島の王リュコメーデースで過ごすこととなるが、王位剥奪を恐れたリュコメーデースは、彼を崖から突き落として殺害してしまう。その後、テセウスの遺骸はアテナイへと帰還し、手厚く葬られたという。


人物

一人称は「僕」

英雄としての能力を備えた人物だが、アステリオスの一件からか、どこか諦観した様子も見られる。


能力


宝具

かくして紡糸は極点へ誘う(アリアドネ・アポリト・アディス)

アリアドネの糸を辿り、ラビュリントスを脱出した逸話を再現した宝具。

アステリオスの『万古不易の迷宮』とは凶悪な組み合わせで、『万古不易の迷宮』で相手を閉じ込めた後、この宝具により自軍だけ確実に脱出するというコンボが成立する。


いと嶮しき宿命螺旋(ディスコリア・スピラ)

悪党に対して、彼らが民を殺した方法と同じ方法で彼らを殺した逸話を再現した宝具。

この宝具は因果応報を根底としており、相手がテセウスや彼の仲間を狙った際に、相手の方が実行しようとした方法でダメージを受ける一種のカウンター宝具。


関連人物

生前

アステリオス

かつて打ち倒した「怪物」。テセウスの在り方を大きく変えたきっかけで、「あの迷宮に倒すべき怪物はいなかった」と後悔の念を募らせている。


アルゴノーツ

旅の仲間たち。船長であるイアソンへの信頼も厚い。


関連タグ

Fate/GrandOrder

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