概要
エッグヘッド編の回想にて登場した人物。
38年前の時点では天竜人によってゴッドバレーに連れてこられた奴隷の子供。
本人曰く窃盗・盗聴・通信のプロであり、ゴッドバレーで先住民一掃大会が行われる2週間前には脱出のためその情報を外部に流していた(それを伝説の海賊団がキャッチしたことがゴッドバレー事件のきっかけとなる)。
本編
初登場時(38年前のゴッドバレー)では奴隷であるため身なりは貧相なものの特技を活かしてどこかから手に入れた肉を食べていた。
同じ奴隷のくまたちの前に現れてイワンコフを兄貴として慕っている姿を見せる(イワンコフと実の兄妹なのかは不明)。
イワンコフと立てた作戦が乱入者の存在やくまの奮闘で上手くいったことにより、くまの能力でゴッドバレーを脱出。その後はソルベ王国でくまとの生活を始める。
成長して牧師となったくまは能力を活用してソルベ王国に住む老人達の疲労や痛みを弾き出すボランティア活動を毎週日曜日に行っていた。平日にも通いたいと言う老人達にジニーは 「金も払わねェくせにずうずうしいな老人共!!」 と一喝し、終始辛辣な態度をとる。しかしそれは「弾き出した痛みは誰かが引き受けない限り消えず、放置すると本人の元へ戻ってしまう」というニキュニキュの実の特性から活動後に老人達の痛みを全て一人で引き受けていたくまの身を案じるが故の行動だった。
25年前、くまに結婚を申し込む。 「幸せにしてやるからよ!!!」 というジニーのプロポーズ(?)にくまは 「おれは幸せになると思うけど………」 と顔を赤くするが、自身や父の種族が原因で家族が悲惨な目に遭った過去から、「自分と結婚したらジニーは不幸になってしまうのではないか」と思いこれを拒否。
22年前、ソルベ王国で南部を切り捨てる奴隷政策が始まり、攫われた人々を返すよう求めたくまが投獄される。他の南部の人々と共にくまを救おうとし投獄されるが、自勇軍により奴隷政策が止められ解放される。この時イワンコフと再会し、くまと共に自勇軍に加入する。
14年前には革命軍の東軍軍隊長として活動していた。くまの部隊と合流する前日、何者かに攫われてしまう。
余談
彼女の特徴やくまとの関係からボニーの母親である可能性が高いが、現状ボニーが父であるくまの過去回想に一切登場していないことから、断定はできない。
関連タグ
ジュエリー・ボニー:大食いの女性キャラクターという点、ソルベ王国で過ごした経歴を持つという点が共通する。口調や仕草もどことなく似ているため、何らかの関係がある可能性が高い。また大人になったジニーの顔立ちはボニーと瓜二つである。一方で幼少期の顔立ちはボニーよりこちらに近い。