CV:種﨑敦美
概要
映画『プリキュアオールスターズF』に登場する妖精。
人の言葉を理解することはできるが、自分からは「プカプカ」としか声を出すことができない。
「プーカ」という名前は、その声から虹ヶ丘ましろが暫定的に名づけたもの。
憶病な性格。誰かに見捨てられたらしく、それがトラウマになっている。
可愛らしい見た目だが、手で触れたものを破壊して光の粒子に分解する恐るべき能力を有している。
しかもその力を完全には制御できておらず、心が乱れると破壊の力を暴走させてしまう。
それゆえ、他人に近づくことを恐れていた。
劇中では虹ヶ丘ましろ達プリズムチームと出会い、彼女達と行動する。その中で心境に変化が起きたようであるが…。
名前と容姿について
2023年はうさぎ年…とのことでうさぎモチーフにすることが先に決まり、うさぎ繋がりという事で伝承上の妖精「プーカ」から採られた。
伝承上のプーカは様々な姿に変身できるものの黒い馬の姿を好むとされているが、創作作品ではうさぎの姿で描かれる事もある。
ロップイヤーのように耳のたれたうさぎのデザインとなっている。
- 『アニメージュ』2023年10月号のインタビュー記事によると、田中裕太監督が板岡錦氏にデザインを発注する段階のラフ画ですでにたれ耳にしていたとのこと。「ああ、ラビリンとの差別化はあったかもしれないですね。ラビリンはピンと耳が立っているので。」と田中監督が語っている。
演者について
演じる種﨑敦美はドキドキ!プリキュアの端役以来のプリキュアシリーズ出演となる。
種﨑はキャスト解禁時のコメントで
「「20周年記念作品」という文字を見て、プリキュアってもう20周年なんだなぁ…それだけの間、愛され続ける作品って本当にすごいことだなぁ…と。そんな記念すべき映画に参加できて光栄です。「プーカは難しい役なので大変かもしれません」と事前にうかがっていたので、いろいろな意味でかなり緊張しながら台本を読み始めたのですが、読み終わる頃には心がそわそわ熱くなっていました。めちゃくちゃ熱くてかっこよくて、台本を読んでいる時も、アフレコ中も本当にわくわくしました。「F」ってなに…??とドキドキされている方もたくさんいらっしゃると思いますが、公開まであともう少しです…! 是非、楽しみに待っていてくださいね…!!」
と語った。
関連タグ
グレル、エンエン:過去の共演映画に登場したオリジナル妖精で、最初の幻のプリキュアのパートナー妖精である。
【警告】この先ネタバレ注意
実はシュプリームに作られた存在である。
シュプリームが自らプリキュアになりきるためにプリキュア妖精を模造し、自分の能力の一部を分けて作られた。
プーカが触れたものを瞬時に光の粒子に分解する破壊の力を有しているのはそのため。
しかし、戦闘時に力を使うのを嫌がり戦おうとしなかったため、シュプリームに「お前、もういらない」と存在意義を否定された上で見捨てられた。
シュプリームと再会した際には恐れ慄いて破壊の力を暴走させてしまった。
だが、様々な秘密と過去を持つましろ達と交流する内にプリキュアの本質を理解していき、シュプリームと対峙する事を決意。シュプリームが作った仮初の世界を壊した後、本来の地球の復元に協力した。
そして…。
真・関連タグ
シュプリーム(プリキュア):創造主。
くるるん:プリキュア妖精の中でも特に「何もしない」事で有名なアザラシモチーフの海の妖精。しかし偽者の人魚の女王様がくるるんをぞんざいに扱った事で正体を見破られてしまった。
妖精はプリキュアの役に立つもの…とは、シュプリームの勝手な思い込みである。