概要
旧華族「秋月家」の現当主かつ現職の国会議員。京紫色の髪をオールバックにした顎髭を生やした人物。
人物
性格
日本に対する愛国心がかなり強く、強い日本を取り戻すためならば暗殺などの強硬手段も辞さない性格。
また、殺し屋に命を狙われることにかなり慣れているからなのか、智也に毒の吹矢で殺されかけたにもかかわらず何事もなかったかのように平然としていられるほど肝が据わっている。
思想
前述した愛国心に起因する典型的な軍国主義者であり、戦時中の大東亜共栄圏構想に近い考えどころか、日本の核武装までをも唱えている過激派。こうした主張ゆえに、エルペタスの唱える「日本アジア統合計画」にも強く賛同している。
能力
政治家としての能力は高く、特に話術に長けていると考えられる。このことは、過激ながらも独自派閥を作れるほどの人望を獲得できていることから読み取れるだろう。
戦闘能力は不明だが、銀田家や浅倉家のように教育の一環で多少は武芸の心得があるかもしれない。
登場回
- 2023年9月27日の動画(瓜生龍臣)
初登場回。
美濃高嗣が仕切る有志による勉強会にて、大東亜共栄圏構想に酷似した論理を雄弁に語っていたが、主催者の美濃議員や同席していた銀田栄山らに反対された。
後日、勉強会の主催者だった美濃高嗣が不審死を遂げ、続いて銀田栄山のもとにエルペタスの刺客が送り込まれており、いずれに関しても義一の暗殺依頼によるものであることが作中で暗示されている。
えっ… 今は戦争中ではないのか?
この恐怖を抑えるためには、アジアを支配し列強になることだ…
- 2023年10月16日の動画(瓜生龍臣)
エルペタスの代弁者として、日本国内に「日本アジア統合計画」を蔓延させる役割を担っていることが明かされた。
- 2023年11月1日の動画(瓜生龍臣)
義一が主催する政治パーティーにて演説をしていたが、潜入していた智也に命を狙われる。しかし、智也の不審な動きを察知した護衛役の紫電によって吹矢による暗殺は阻止された。
- 2023年11月15日の動画(瓜生龍臣)
党内で実施されていた国防に関する討論会にて日本の核武装を提案したが、銀田栄山ら多数の議員に反対され、さらには党の重鎮である山里慎太郎からも厳重注意を受けることとなった。
これを受けて山里慎太郎の排除が必要だと感じたらしく、エルペタストップの大丸靖公に山里議員の暗殺を依頼した。
- 2023年12月4日の動画(瓜生龍臣→三門一郎太)
本編に1カットだけ登場。また、毛利公平の口から義一が秋月家当主であることが明かされた。
余談
本当に外道なのか?
彼の依頼により何人もの良識派議員が殺されていることからか、瓜生龍臣からは「悪いことしてそう」と外道扱いされている。しかし、彼がエルペタスに依頼した暗殺のほとんどが彼なりに日本を想っての行動である点は留意する必要がある(理由を問わず暗殺を依頼している時点でアウトなのは大前提だが)。
やり方自体は外道寄りではあるものの、現時点の描写を見る限りでは、外道貴族の代表格である堂馬利信や大鳥とは性質の異なるタイプであることが窺える。
ネタキャラ化
演説シーンのセリフを変えることで狂気的な日本ファンのように見せるネタが散見されることから、一部視聴者の間でネタキャラ化していることが窺える。
一族内での立場
秋月家の集合絵には写っていないため、登場初期は分家の人間かもしれないと見られていた。しかし、後のストーリーにて実は彼が当主であることが判明した。ただし、彼も含め秋月家の人間関係は不明である。