「我が名はブリュンヒルデ!紅蓮の主にして、豪火を纏う者!今より貴方を導く灯火となりましょう!」
概要
「緋竜」という二つ名を持つドラゴンの女性。火竜の中では最強らしい。
契約者であるユーディル(主人公)をダーリンと呼んで非常に積極的にアプローチしている。
300年前にアルベリウスと契約し、魔神の再封印に力を貸した「伝説の六竜」の1体に数えられるドラゴン。
「五竜」と呼ばれる「はじまりの竜」より生まれたドラゴンの1体でもあり。五竜をはじめとする純粋なマナに近いドラゴンは死亡しても同じ姿と意志と力を持って世界のどこかで親もなく転生するらしい。
周囲には「ムム」と呼ぶように言っている。
ユーザーからも基本的に「ムム」と呼ばれる。ドラゴンの姿だけを指したい場合に「ブリュンヒルデ」呼びされることが多い。
CV:遠藤綾
性格・人物像
あれこれ思慮するよりとりあえず動くタイプ。戦いも恋も真っ直ぐ正面から。
他の五竜が考えてから動くタイプなのに対して彼女だけは考えるのはあまり得意ではなく、勉強も得意ではない。ダーリンの役に立つために手に取った本が理解できなくて図書館ごと燃やしそうになったことがあるとか。
契約者であるユーディルに対してはベッタベタの甘々であり、隙あらば愛を語り彼の為と称してあらゆることをする。彼に恋人関係になる気がなさそうなことをわかっていても。
その一方で、上位者としての線引きはしっかりしていて、愛するダーリンであっても必要があれば試練を与える。
ムムにとっての恋愛のスタンスはたとえ一方向でも相手に尽くし愛する思いは惜しみなく伝える、というもの。
これは後述するムムジアンヌの想いと結末に強く影響を受けてたものと思われる。
ソーシャルゲームの主人公の常としてユーディルはムムを含めた3人から恋愛感情を向けられる描写があったのだが、エルフィリスは秘密を知って関係に悩んで家臣に収まり、クラウはユーディルではなく祖先のアルベリウスの面影を追っていたことを自覚したため、気づけば最後までユーディルを恋愛感情を向けつづけた唯一の人物となっていた。
経緯
自身を討つためにアドラ火山に侵攻してきたディアネル帝国皇帝らと交戦し、瀕死の重傷を負ってしまう。
そこに帝国の野望の阻止と緋竜との契約を求めて火山にやってきたユーディル一行が現れるが人間不信に陥っており、助けを断り火山の奥へ飛び去ってしまう。
ブリュンヒルデが瀕死になったことでマナが乱れ危険な状態となった火山を、危険を承知で追いかけて助けに来てくれたユーディルに感心...というかベタボレし契約を結ぶ。
契約石による契約を婚姻契約かのように扱い、ユーディルの他人行儀な話し方をたしなめたり、体格の差を気にして人間に変身したり、マイダーリン呼びするなど「伝説の六竜」の威厳などカケラもない言動をしだす。
後にユーディルが複竜契約者であると知ってちょっとがっかりした。(本来は人と竜の契約は一人につき一体としかできず契約の解除も容易にできない)
実は今代のブリュンヒルデらは原初の五竜の強大な力を受け継いでいない。
力の未継承についてはミドガルズオルムは気づいていたのだが、ブリュンヒルデはほとんど理解していなかった。
300年前
実はアルベリウスとは契約していないただの協力関係であり、ユーディルが初めての契約相手だった。
当時のディアネル帝国からのちょっかいを一々返り討ちにするが面倒になり、アルベリウスと組んで丸ごと片付ける方が楽と判断して聖城にやってきた。
しかしたまたまアルベリウスが不在だったので即諦めて帰ろうとした所、アルベリウスの補佐官でもある冒険者「ムムジアンヌ」による命を張った引き止めを受け、ムムジアンヌのアルベリウスに尽くす覚悟を認めてアルベリウスの戦いに参加した。
その後ムムジアンヌとは親しい関係となり、ムムジアンヌからアルベリウスへの恋慕と、それを相手に伝えずとも相手を助けられているなら満足という価値観を聞かされるが、ムムジアンヌはアルベリウスを庇い戦死してしまう。最期まで思いを打ち明けることなかった。
このムムジアンヌこそが現在のブリュンヒルデの人間に変身した際の姿と「ムム」という呼び名の由来となった。
バリエーションと性能
ドラゴンの姿
ブリュンヒルデ
いつものムム。ドラゴンの姿になっているときは大体この姿。
称号 | 紅き恋人(マイダーリン) | |
---|---|---|
属性 | 火 | |
スキル | ムスペルヘイム | |
アビリティ | 【火】攻撃力+ | なし |
メインストーリーで入手できる☆4のため早期に確定入手できるものの性能は低いので活躍できる期間は短い。
真ブリュンヒルデ
「必ー殺ッ!! 熱愛300万パワー、アルティメット ムスペルヘーイム!!!!」
パワーアップした姿。
称号 | 真紅の伴侶(マイフェアレディ) | |
---|---|---|
属性 | 火 | |
スキル | クリムゾンインフェルノ | |
アビリティ | 【火】HP&攻撃力+ | 竜化時間+ |
サービス初期のエンドコンテンツ「真ドラゴンの試練」で戦うことができ、勝利することで味方としても使用可能になる。性能は召喚(ガチャ)の☆5に相当するが、
ステータス補正がバランス型なので初期の「真ドラゴンの試練」がクリアできるようなやりこみプレイヤーにはあまり必要とされていなかったのが悲しいところ。
「真ブリュンヒルデの試練」では溶岩を落とす「イグナイテッドフォール」、溶岩裏以外全体攻撃の「ヘルファイア」、全員を対象に広範囲紫攻撃を行う「フレイムチェイサー」、頭割り攻撃の「紅蓮陣」などで攻撃してくる。
大技の「グランド・ムスペルヘイム」および「グランド・クロス・ムスペルヘイム」は地面を燃やして巨大なダメージエリアを作る技で、うっかり踏んでしまうと大抵の場合即死する。
加えてVer2.0での難易度低下以前は開始時の強烈な足切りもあり、初期ではエンドコンテンツにふさわしい難度であった。ただ、「真ドラゴンの試練」の中ではクリアしやすい方ではあった。
ブリュンヒルデ(りゅうのおにわVer.)
公式サイトで連載されていた「りゅうのおにわ」に登場するデフォルメブリュンヒルデ。
「りゅうのおにわ」のブリュンヒルデはウェディングドレスや浴衣、黒猫衣装を着ていたり、P5のパンサーのコスプレなどをしているときもある。
称号 | さいしょでさいごの(ファーストラブ) | |
---|---|---|
属性 | 火 | |
スキル | ぐらんどえくすぷろーど | |
アビリティ | HP&攻撃力+30% | なし |
配布キャラとして実装。性能はまずまずだが凸不要なので初心者にうれしい性能。
ブリュンヒルデサガ
原初の力を取り戻した姿。とげとげしい。
メインスト-リー最終盤はこの姿で戦っている。
称号 | 覚醒せし紅蓮の絆竜(マイフェアエタニティ・サガ) | |
---|---|---|
属性 | 火 | |
スキル | アウェイクニングフレイム | |
アビリティ | 【火】攻撃力+ | フィアスアーダー |
サービス終了直前のドラフェス実装なだけあってかなり強力。アビリティの攻撃力強化が初期で+80%、最大強化で+100%とぶっちぎりの数値。
フィアスアーダーは効果モリモリなので詳細は省くが、竜化ゲージが重くなる代わりに竜化時間時間が伸びて強力な攻撃ができるようになるというもの。
人間の姿
ムム(ドラフェスVer.)
人間の姿でいる時のムム。ムムジアンヌにブリュンヒルデの角と尻尾が生えた姿をしている。ただし服の趣味は真逆である。
称号 | 恋する乙女竜(ラヴィングドラゴン) | ||
---|---|---|---|
属性 | 火 | 武器 | 槍 |
タイプ | 攻撃タイプ | EXアビリティ | HP+ |
リンクEXスキル | 【火】竜化:竜の恩寵・攻+ | ||
スキル | ドラゴンズラッシュ | レッドイグニッション | |
アビリティ | 緋竜発現 | ヴォルテック・ボルテージ | 竜化時間+ |
ドラフェス限定キャラとして人間の姿で戦ってくれるムムが実装された。元々ドラゴンなので竜化を行うと装備に関係なくブリュンヒルデに竜化する。
ムム(サマーVer.)
水着のムム。
実は公式でドラゴンの姿で水着を着ているイラストが存在する。
称号 | 夏夜の乙女竜(サマーナイトドラゴン) | ||
---|---|---|---|
属性 | 闇 | 武器 | 銃(長銃) |
タイプ | 攻撃タイプ | EXアビリティ | ゲージブレイク+ |
リンクEXスキル | 【闇】竜化:竜化ブースト+ | ||
スキル | トワイライトメモリー | サマーナイトバレット | |
アビリティ | 真夏の恋心 | 麻痺耐性+ | 開幕スキルゲージ+ |
まさかの火属性じゃないわ銃をぶっ放すわ竜化しないエンハンスキャラだわとプレイヤーを驚かせた。
ムム(ハロウィンVer.)
ハロウィン衣装のムム。ハロウィンの仮装衣装ではなく仮想衣装らしい。どういうことなの...?
称号 | 魅惑の乙女竜(ドラゴニックチャーム) | ||
---|---|---|---|
属性 | 火 | 武器 | 斧 |
タイプ | 補助タイプ | EXアビリティ | クリティカルダメージ+ |
リンクEXスキル | 【火】竜化:竜化ブースト+ | ||
スキル | トリックスタンド | スイートイマジネーション | |
アビリティ | スイート緋竜発現 | 気絶耐性+ | ドラゴニックドリーム |
着物ムム
正月イベントで登場した着物衣装。キャラとしては実装されなかった。