概要
プロフィール
大阪を中心に活動するプロ格闘ゲーマー。
Crazy Racoon所属であり、格ゲー小噺おじさんとしても有名。
GUILTY GEAR XXACでロボカイを使い闘劇優勝をはたしている。
妻は、女性ゲーマーの「ぎゃす」、2017年に晴れて入籍。結婚式配信を行った(ネモの紹介で配信を条件に安く式を挙げられたとのこと)。
2022年度ストリートファイターリーグにてGood 8 Squadにドラフト枠で出場、世界大会であるワールドシリーズ優勝にも貢献している。
長らくCYCLOPS athlete gamingに所属していたが、2023年3月をもって脱退、Crazy Racoonに所属を移している。
活動拠点はCAGの厚意(と、元々どぐらとまめスパ以外がほとんど使っていなかった)によりCAGの事務所から配信活動や大会に参加をしている。
名前の由来
名前の由来は漫画の「ドグラマグラ」から。よく「どくら」と誤記されるが、どぐらであるる。
よく「生駒デビル」というハンドルネームを使うが、これはバーチャファイターが流行した際に「ホームゲーセンの所在地+使用キャラクター」というリングネームが流行っていたことに由来している。
つまり、「奈良県生駒市のデビル仁使い」という意味合いであり、この名前はゲーミングお嬢様にて「生駒でび子様」という形で使用されている。
度々どぐらのことをノザキと呼ぶ人間がいるが、どぐらに限らず古参のプロ格闘ゲーマーは本名を公表しているプレイヤーが多い。
これは大会に登録する際に本名登録が必要だったことがあった他、どぐらの場合は配信上で本名を公表している。
エピソード
0回戦敗退
0回戦敗退とは主に格闘ゲーマーの間で使われるスラングであり、大会に参加する際に
- 会場に到達できない
- 大会の日時を間違える
- デバイスの問題で参加が不可能になる
といった理由で棄権となってしまうことを指す。
どぐらはニコニコ動画で生放送を行っていた配信古参の1人だが、PS4版GUILTY GEAR Xrdで行う「闘神激突」という大会にPS3版で参加を試みていた。
生放送開始からずっとロビーが見つからず運営とやり取りをするという緊迫した映像が続いたが隣に座っていたぎゃすが先に気付いて「PS3じゃない」とどぐらに告げた瞬間空気が一変、なんとも言えない空気となってしまった。
この話は格闘ゲーマーの間では笑い話のひとつ、0回戦敗退の典型例のひとつとして語り継がれているが、どぐらはこの時のことを振り返り
「配信してなかったらどうなっていたかわからない」
というほどショックだったとのこと。
多芸な格ゲー小噺おじさん
どぐらは交友範囲が広く、また関西の古のゲームセンターで格ゲーを遊んでいたため当時はそれが日常だったが思い返せば破天荒なエピソードが大量にあるとのこと。
笑い話もあれば、いい話だなーと思えるエピソードもありと幅広く取り揃えており、雑談配信の時にたまに披露する。
代表的なエピソードはゲーミングお嬢様でもネタにされた「大貫さんパスタ事件」や、ゲームセンター時代にホームゲーセンに居たプレイヤーであるトーマス岡田さん関連のエピソードの数々である。
また物まねも得意としており、特に古畑任三郎の物まねはクオリティが高いがそのままではなく「古畑任三郎が罪を犯したプロ格闘ゲーマーを追いつめる」というシチュエーションの物まね+ショートコントである。
マルチゲーマー
日本における格ゲーシーンはストリートファイターがメインだが、どぐらはドラゴンボールファイターズやGUILTY GEARの大会にも出場している。
また、コロナ禍以降はValorantやMTGアリーナなどの他ジャンルのゲームでも公式番組に呼ばれたり、ミラー権をもらったりしている。
特にMTGは昔からプレイしていたとのことで、新セット発売の度に公式番組に呼ばれるほどである。
ValorantではCAGの監督であるnazomenにコーチングを受けたこともあり、初心者とは思えないほどエイムが上手いと評された。
TRPGも好きなようで、e-Sportsアナウンサーのなないが主催するTRPG卓にも積極的に参加していた。
Vaultroom主催のVCRGTA2にも招待されており、タクシー運転手の傍らで麻薬を精製、販売しつつストリートファイター6を布教するという活動を行っている。
クソキャラ列伝
まめスパイダーを編集担当にして過去の格闘ゲームに居たぶっこわれというのすら生ぬるいクソキャラたちを、そのタイトルの猛者たちに紹介してもらうという動画企画。
どぐらが一躍有名になったきっかけでもあり、杉田智和や中村悠一といった著名人も観ていると発言するほど。また、制作にかかわったクリエイターが当時を振り返るポストをすることもある。
この動画企画に登場するのは原則「過去のタイトル」もしくは「現役だがクソキャラであることが多くのプレイヤーの共通見解」であり、なおかつ「何かしらの終わってる要素」をもっていることが条件となっている。
前者の例として有名なのはジョジョの奇妙な冒険-未来への遺産-のペットショップ、戦国BASARA Xの毛利元就、後者の例としてはスーパーストリートファイターIIXのバルログ、ストⅢ3rdの春麗が該当する。また、ギルティギアの最新作であるGUILTY GEAR STRIVEのソル=バットガイも最新タイトルながらボスキャラと評されるほど強すぎたため収録してあるとのこと。
他にも、「あまりにも終わってる要素」の例として大乱闘スマッシュブラザーズのデデデ大王はその典型例といえるだろう。
BASARA Xの毛利に関してはクソキャラ列伝が実質的な攻略動画となってしまい、BASARA X勢からしてみれば禁忌の動画となってしまった(理論上、毛利相手にまともに戦えるキャラが居ないため)。
再生数が伸びたのはZERO3のソドムだが、「ソドム」という名前がセンシティブ判定を受けてしまい年齢制限を受けてしまったとのこと。
スピンオフとしてプレイヤーを象徴する魂のキャラ「魂キャラ列伝」や弱すぎたキャラクターである「弱キャラ列伝」も投稿している。
対空が出ない
どぐらをいじるネタとして有名なのが対空が出ないである。
2D格闘ゲーム、ことストリートファイターシリーズはジャンプ攻撃が強く設定されていて、それを防ぐために対空攻撃でジャンプした敵を落とすことが重要となっている。
しかし、どぐらはこの対空を苦手としており、試合中の行動がスタッツとして表示されるようになった2022年のストリートファイターリーグにおいて対空成功率はぶっちぎりの最下位を記録している。
ただし、これはどぐらが使用してたベガがそもそも対空能力を弱く設定されているキャラクターであり、また元々メインタイトルであるGUILTY GEARシリーズは空中ガードが出来る上にジャンプ攻撃が強くないので対空をする意味が薄いということも要因のひとつである。
昇竜拳による対空は高精度で出せるので通常技対空や溜めキャラの対空が苦手らしい。
Crazy Racoonへ移籍
長らく、関西に拠点を置くサイクロプスアスリートゲーミングに所属していたが、ストリートファイター6が出るタイミングで大会も主催する大手e-SportsチームのCrazy Racoonに移籍している。
この大会の視聴者数はミラー配信を含めると50万人もの視聴者を記録し、格闘ゲームとしては破格の数字となった。
この移籍は格ゲーをより多くの人にプレイしてもらうために必要なことと発言していて、奇しくも日本最初のプロゲーマーであるウメハラがSFLへの参加を見送った理由と同じである。
CRカップ
有名ストリーマーたちが集うCRカップにて、どぐらもプロゲーマー枠として参加するが、2回参加して2回ともすさまじい取れ高に恵まれる。また、どぐらはその人脈を駆使して全員に専属のコーチを招聘するためコーチとストリーマーの化学反応が起こる確率も高い。
- 第1回大会では発売から1か月と経たずに開催されたが、チームメンバーにホロライブの獅白ぼたんが参加するという一大事が起きた。
- Vtuber界隈に格ゲー小噺が広まった。特に、獅白ぼたんとの初顔合わせ配信では格ゲー界では有名な小噺をいくつか披露したが、Vtuber界隈にはかなり衝撃的だったらしい。
- 大将挑戦にてまさかのエラーによる回線切断が起こるが、劣勢であったどぐらが再戦ではなく状況再現にしてほしいと運営側に進言し、盛り上がりを維持した。
- 第2回開幕とチーム告知で本来はCチームだったのだが、どぐらが何の確認もせず「Bチーム頑張ります」とポストをしてしまい、チーム名が「どぐらだけB」になってしまった。
- なお、後日VCRGTA2に参加した際にも獅白ぼたんと行動を共にしたが、どぐらだけ麻薬所持で捕まってしまい(獅白ぼたんは警察が来た瞬間に違法物品を全部捨てた)、監獄送りにされたため「どぐらだけP」(Prison)と言われてしまった。
- 第2回はTGSにて行われたオフ大会であったが、Day2は獅白ぼたんが惜敗し悔しさで泣きだしてしまい、そこからの展開は非常に熱い戦いとなった。
- なお、この時どぐらは大将戦で文字通り死力を尽くして戦ったため、大会終了後に燃え尽きて椅子から崩れ落ちてしまった。
- 大会終了後、会場に駆け付けたコーチのプロたちと記念撮影をしたのだが、獅白ぼたんに山王戦後の記念撮影のテロップをつけられてしまった。
- CRカップ以降ストリーマーやVtuberがストリートファイター6をプレイするようになり、またトッププロであるどぐらがモダンを歓迎する動画を出したこともあってプレイヤー人口が激増した。
- 第1回大会からどぐらは常に「俺の勝利はどうでもいい」「メンバーが勝つことが重要」と発言していてる。
- これはどぐらが常日頃から口にしていて、チーム戦を重視することが多く個人戦はそこまで戦績を気にしていない。
- プロとしてその姿勢は如何なものか? と思うかもしれないが、日本は世界大会出場権争いが最も激しいリージョンのひとつでもある。予選プールでアマの猛者にプロがなぎ倒されるということも珍しくないし、予選でいきなり決勝戦クラスのカードが組まれることも少なくない。こういった事情からどぐらは運の要素が絡む個人戦に注力するよりも、チーム戦に注力しがちなのである。
- 特にCRカップはプロからしてみれば「数ある大会のひとつ」だが、ストリーマーたちからすれば「次があるかすらわからない大舞台」である。だからこそ主役は彼らであり、自分たちは脇役であると語っている。
- これはどぐらが常日頃から口にしていて、チーム戦を重視することが多く個人戦はそこまで戦績を気にしていない。
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交流関係
持ち前のコミュニケーション力で格ゲー界ではウメハラに次ぐ人脈を誇り、特に他ジャンルのゲーマーやストリーマーの人脈はウメハラより豊富ですらある。
- GO1、えいたとはアマチュアチームであるヘイルメリー時代からの付き合いで、GO1とはその後CAGに揃って所属し配信ではお互いをネタにしている。
- 動画編集担当としてCAGに加入(のちにどぐら専属の編集担当として脱退)したまめスパイダーにはしょっちゅうラインぎりぎりのパワハラまがいの冗談を振る。
- ガチのパワハラにならないように気を付けてはいるとのことで、曰く「立場上言い返すことができない」ことを言うのがパワハラであり、それだけは絶対にしないと発言している。
- Burning Core所属の立川は生意気な後輩として扱っていて、FPSもプレイすることから『プラチナ上がり隊』としてデュオやマゴと一緒にトリオでValorantをプレイすることもある。
- 互いに煽りあうことも少なくなく、ストリートファイター6発売直前(文字通り数時間後にリリースというガチの直前)に10先を行った。
- なお、この10先はお互いサブキャラで行っていて、最終的にどぐらの負けが確定した瞬間どぐらがストリートファイター5を落とすという暴挙に出た。
- 互いに煽りあうことも少なくなく、ストリートファイター6発売直前(文字通り数時間後にリリースというガチの直前)に10先を行った。
- MTGのプロである行弘賢とは公式配信等で絡む他、個人的にも交流があり公式配信用のデッキ作成時にアドバイスをもらったりスポイラーを紹介する企画を一緒に行ったこともある。
- 公式配信の縁でMTG界隈では超有名人の八十岡とXで絡むこともある。古いプレイヤーにはヤソコンの人、と言えばピンとくるかもしれない。
- ホロライブの獅白ぼたんはCRカップで第1回、第2回とチームを組み、師弟のような関係になっている。
- ラシード実装時に興味を持っていた獅白ぼたんにラシードのヤバさを教えた他、VCRGTA2でも行動を共にしていた。
- CRカップで知り合ったオニヤがEVOに行きたいと言い出した際にはどぐらがサポートした。
関連動画
・クソキャラ列伝よりXバイソン
・クソキャラ列伝よりXバルログ
・弱キャラ列伝よりスト4バルログ
・魂キャラ列伝よりウメハラリュウ
・伝説の0回戦敗退動画