「やっと会うことができました!私はここで先生をずっと、ずーっと待っていました!」
プロフィール
※『ブルーアーカイブ オフィシャルアートワークス』より
人物
「シッテムの箱」と呼ばれる謎のタブレット型デバイスのメインOS「A.R.O.N.A」。
先生の秘書を自称する本人曰く、トレードマークの青いセーラー服とスカートを着用している。スカートは白色で裏地はピンク。ヘイローは感情などに応じて色や形状が変わる青い輪。髪もほぼ同じカラーリングで、大きな白いリボンをしている。またパンツは水色と白の縞模様なので空と雲をイメージしているのかも知れない。
また、髪型で左目が隠れていて分かりづらいが赤と青のオッドアイである。
これは公式のアニメーションPVやガチャを引く演出の時に確認をすることが出来る。
性格や知識レベルなどは見た目相応。ちょっと幼く、抜けている。良く言えば純真、悪く言えば乗せられやすく食いしん坊(外のものが食べられるのかは別)。「総力戦」を「そうりきせん」と読み間違えたこともある(現在は修正されたが、これはこれでアロナらしいので、現在も「そうりきせん」と呼ぶ先生もいる)。
居眠りしながら好きなカステラやイチゴミルクの夢を見ていることもしばしば。初めての対面に感動で少々テンパり、生体認証の為に画面に残された指紋を見て「(うーん……よく見えないかも……。……まあ、これでいいですかね?)」と思ったり、最新機器では指紋認証が自動でもっと早いと言うと拗ねたり、どこかの宇宙人映画のようだと言われてツッコんだりと、よく先生にからかわれている。
ちなみにアロナの声は先生にしか聞こえないので、端から見れば独り言のように見えてしまうのだとか…
色々な服装を披露してくれる『アロナちゃんねる』では普通に話すが、ゲーム中は入力文字読み上げソフトのような口調で話し、調子が良くないと音ブレのようなノイズ混じり(メタな話をすると、アロナがプレイヤーを設定した名前で呼んでくれる機能との兼ね合いと思われる)になる。なおアロナの声は2023年11月のメンテナンスで行われたアップデートで、発音がより自然な形になるよう調整され聞き取りやすくなっている。
戦闘中のコメント、チュートリアル、ガチャ演出担当。
お目当ての生徒が出なかったときには怨嗟の声が向けられることも…。
アロナの教室
壁と天井が崩壊し、外に机が積み上がった青空と水平線の広がる教室のような空間(お仕事選択画面)。
基本的には青空が広がっているが、不穏な状況になると夜空に星々の軌跡が現れる(お仕事選択画面は変化しない)。
たまに居眠りをしていたり、外を眺めていたりするアロナをつつけばこちらに気づいて近くに移動する。
『アロナちゃんねる』によると、この空間にも昼夜や季節、気温の概念があるようで、七夕の夜に笹を立てて短冊をかけたり、クリスマスの装飾で飾ったり、石油ストーブやこたつが置かれたりする(石油ストーブが置かれた季節はとっくに夏だったが)。さらに梅雨時にはなんと電子キノコが生え(データのゴミのようなものらしく、アロナが幻覚を見る効果がある)、夏場はこの空間も暑くなる(水びたしなので熱暴走はしない)。さらに、アロナ自身も正月太りしたり、花粉症になるようだ。どうなってるの…。
また、メインストーリー最終編「あまねく奇跡の始発点編」エピローグ以降に追加メンバーが増えて以降は夜の教室を見ることができるようになった。
シッテムの箱の管理者
『アロナちゃんねる』#31ではライフルのストックのようなものがついた傘を使う姿も確認できる。『オフィシャルアートワークス』曰く、『傘+ショットガン』。
また、『傘の用途』と題されたミニ漫画でシッテムの箱内に保管された18禁なファイルを銃撃で「削☆除」する姿が描かれている。
ストーリー中では以下の能力を発揮し、能力の発揮中は口調もマジメになる。
ただし、能力を多用するとアロナ自身も消耗するらしく、連戦だった最終編では能力を発動しようとして咳き込んでしまっている。
- 管理者不在で宙に浮いていたキヴォトスの中枢サンクトゥムタワーの制御権をわずかな時間で獲得
- デカグラマトンの預言者ケセドに対しハッキングを仕掛けて通路を拓く
- デカグラマトンのハッキングをくしゃみで吹き飛ばす(アロナはこのとき居眠りをしていた)
- 先生を防護フィールドで瓦礫や銃弾から守る
- カイザーコーポレーションがシッテムの箱のハッキングどころか電源すら入れられず、8社のデータセンターを逆にダウンさせる。
- ウトナピシュティムの本船の起動
- ウトナピシュティムの本船で起動による代償と、ウトナピシュティムの敵対勢力「名もなき神々の王女」であるアリスへの攻撃を密かに無効化
- 離れたところにあり物理的な接続もない端末のデータを自身に転送
その一方で、『アロナちゃんねる』#14では先生がゲームをたくさん立ち上げた負荷でOSが落ちてしまい、再起動がかかっていたりもする。
原因以外はアロナ側からも認識でき、どういうメカニズムなのかは不明だが汎用OSのアプリケーションも動かせる模様。
デュアルブートなのか、互換レイヤーがあるのか、はたまたエミュレータを使えるのか…?
また、『アロナちゃんねる』#9でシロコが登場したときに先生が落とした程度では壊れなかったが、回想でシロコ*テラーが銃撃したときには画面が割れて壊れてしまったかに思われていたが…。
『アロナちゃんねる』#50によると、防水構造らしく雨で濡れても大丈夫。濡れてもアロナ側に特に変化は起きない様子。
その製造元、OS、システム構造に至るまで全てが謎に包まれており、先生以外には起動すらできなかった。当然、一度シャットダウンすると先生でないと再び起動できない。
台湾版公式YouTubeチャンネルにおいて
台湾版の公式YouTubeチャンネルではバーチャルYouTuberのような立ち位置でも活動しており、日本のアロナ以上に多彩な衣装バリエーションが用意されている。3Dモデルがない代わりにチアガールやチャイナドレス、体操服や晴れ着にもなったことがある。ネタに走ることも多々あり、ホットドッグの服を着たり強風オールバックをカバーしてみたりといった奇行に走ったこともある。
ちなみに台湾では「彩奈」と表記するため、台湾版アロナのことを「彩奈」と呼ぶ先生もいる。なお、台湾版の公式チャンネルには「彩奈」の登場する動画と全地域共通の動画を現地語に翻訳したものがあり、後者に関しては日本語に現地語の字幕というスタイル。そのため、こちらはCVは日本語版と同じく小原好美。ショートアニメも字幕ではあるものの配信されたが、『アロナちゃんねる』とユウカ・アリス・シロコのショート動画については日本限定のため配信されていない。
なお、ここまでぶっ飛んでいるのは台湾だけ。他は普通…かと思いきや、タイ版はやけに頼もしく、不正ユーザーをBANした際は「不正ユーザーに慈悲は無い」との発言を残している。
キャラソン
2023年10月の生放送でキャラクターソングシリーズ「青春あんさんぶる」が発表され、同時にトップバッターを飾った。
曲名は「エブリディいっしょ♪」。作曲はすべてをギャグ時空に巻き込む魔法の曲で知られるミツキヨ氏。配信も行われるが、CDにのみボイスドラマのトラックがある。
関連動画
アロナちゃんねる → アロプラちゃんねる
「先生こんにちは!アロナちゃんねるのお時間です!」
YouTubeの日本版公式チャンネルやTwitterで不定期に公開される、アロナをメインにしたアニメーション動画。全53回。2021年4月7日の初回から2023年7月23日までの2年3ヶ月、先生達に今後の展開や癒し、笑いを提供した。
クリスマスのコスプレをしてみたりランドセルを背負ったり、ハロウィンの仮装をしたりと様々な姿を見ることができるのだが、内容が次に登場するキャラクターの伏線になっていた、なんてことも。
前述の通り、ここではアロナは人間の声の音質で流暢に話すことができる。初期はロゴが無かったが、#18から専用のロゴがつけられた。
基本的にはアロナ以外は登場しないのだが、#9ではシロコと先生に出番を取られてしまった。
更にクリスマス拡大版ではシロコの他にヒフミとアルも出演した。
ちなみにこの『アロナちゃんねる』での話題だが、次のアップデート追加されるキャラや開催されるイベントを暗喩する内容となっている回がいくつかあることから、一部の神学者先生の間では「神託」と呼ばれており、新たに動画(神託)が投稿される度その解釈を巡り議論が行われている。
グローバル版の公式チャンネルでは『アロナちゃんねる』が無いため、海外の先生達からのコメントも散見されたりする。
2023年7月23日に最終回…となったが、その日の生放送の最後に新レギュラーを加えた番組にリニューアルすることが発表され、まだまだ続くことが判明。先生達を安心させた。
PV
事前登録受付中PV。ナレーションはアロナ=小原好美。
新PV
2種類の新PV。ナレーションは同じくアロナ=小原好美。
「強風オールバック」カバー(台湾版)
台湾版公式によるパロディ。日本語字幕あり。ガチャで爆死して「勘弁してくれよ!」と怨嗟の声が向けられることもネタにされている。
関連イラスト
前述の『アロナちゃんねる』で先生にことあるごとに黒ビキニを着せられそうになっているせいか、黒ビキニを着用したイラストも複数見られる。
ちなみにその後、『アロナちゃんねる』#36で本当に着ている姿を見せたほか、台湾版の公式チャンネルでもこの姿になった。
関連タグ
連邦生徒会長…先生にシッテムの箱を用意していた人物。外見が非常に似通っているほか、CVが同一人物であるため何かしらの関係性を疑う先生は多い。
関連リンク
ここより先ネタバレ注意
プレナパテスの完全な消失と共に去ろうとしたプラナをこちら側のシッテムの箱に受け入れる。そのため最終編クリア後はプラナが実際にお仕事選択画面に登場するようになる。
しかしその影響で大幅に容量を食っているらしく、普段以上に眠くなることが増えた模様。
最終編の後日談2にてプラナの解析によりアロナと連邦生徒会長には何か密接な関係があることが確定した。
アロナ=連邦生徒会長なのか、それとも一部が融合しているだけなのかはまだはっきりとしていないが、プラナが「そこにいたのですね」と発言しているため連邦生徒会長の何かがアロナに宿っているのとは確か。
また、これによりシッテムの箱のOSである「A.R.O.N.A」の本来の姿はプラナのほうであり、アロナがイレギュラーな存在であることも判明した。