あいまいさ回避
デビルメイクライ3のゲリュオン
※メイン画像
巨大な重武装戦車を牽いて戦場を駆け抜けた名馬だったが、死後、魔界の瘴気にあてられた事で悪魔化してしまい、手が付けられなくなったのでスパーダによってテメンニグルごと封印された。
塔内の連絡橋で下級悪魔ごとダンテを轢き殺そうと襲い掛かるが橋が崩落、そのままコロシアムでダンテと激戦を繰り広げることとなる。
なおゲリュオンは種族名であり、固有の存在ではない。
『5』ではより上位の存在であるエルダーゲリュオンが登場する。
能力
クイックシルバー
時間操作系の能力。自分だけ早くなる、というよりは自分以外のものが遅くなる能力。戦闘中に黒い球体に触れると空間が歪み、ゲリュオン以外(すなわちダンテ)の動きが遅くなってしまう。
ゲリュオン撃破でダンテの能力として手に入る。
アクションは「タイムラグ」ただ一つで、周囲の時の流れを緩やかにする。
発動中はデビルトリガーゲージが減少し、ゼロになると強制終了する。
普通に使うと一瞬でゲージが無くなるため非常に燃費が悪く、ネタスタイルの域を出ない。
・・・というのウソで、発動時に非常に長い無敵時間がある性質があり、実は回避手段として非常に優秀である。
それ以外にもバージルの幻影剣を展開直後に破壊する、一瞬しかない隙を無理やり伸ばして強引に怯み・ダウンを取るといった使い方ができる。シンプルに見えてその実かなり汎用性の高いスタイルである。
本作の魔人化は攻撃性能に難があり、ドッペルゲンガースタイルもクイックシルバー以上に燃費が悪く使いこなすのが難しいため、ゲージ消費行動の中ではトリガーバーストと並んで使い易い部類に入る。
ちなみにスーパーダンテ(SE版はスーパースパーダ)になるとゲージが減らず、無限に発動できる。一方的に敵を蹂躙できるため、どうしてもSランクが取れないといった場合に重宝する。
その他の創作に登場するゲリュオン
アーマードコア
NX系の世界で登場する兵器「WB02L-GERYON」。
肩に装備するレーザーキャノン。作中では初期に開発された旧式パーツという扱いだが、高い攻撃性能を持ちつつ重量や消費エネルギーは控えめというキャノン系屈指の良武器。
派生型として消費エネルギー増加&弾数減少と引き換えに攻撃力増加&軽量化を実現した「WB15L-GERYON2」、弾数を1桁まで減らし一撃の威力を突き詰めた「YWB35L-GERYON3」が登場する。
ドラゴンクエスト
豹の斑紋と牛の角、革の翼を持つ魔獣。色違いにウイングタイガー、ダークパンサー、リベリオン(3DS版移植で追加)獣魔公ギガファング(DQM3に登場)がいる。
Ⅶでは中級モンスター職のひとつとしてゲリュオンに転職することも可能で、ここからアンドレアルを経由してプラチナキングかギガミュータントに転職できる。
ドラゴンクエストⅣにもPS版移植(2001年)の追加要素として登場。
その後ドラゴンクエストⅩ、モンスターバトルロードⅡなどにも登場している。
ファイナルファンタジー
ファイナルファンタジー4のDS移植版(2007年)の追加要素として登場。
セシルたちに敗れたゴルベーザ四天王の怨念が合体した存在で、容姿と攻撃手段に四天王メンバーの痕跡が見られる。
元祖SFC版における復活四天王戦(ゼムスの記事参照)はリレー形式の連戦で、『四人で協力すると言いながら実際は全然協力していない』というツッコミが多数あり、それに応える形で登場したとも言われる。『無理に連携するくらいなら融合した方が早い』くらい足並みが揃わなかった、ともとれる。
Sa.Gaシリーズ
容姿はランク6のキマイラをベースとしており、頭が三つ生えている。