概要
初登場は『ドラゴンクエストⅦ』。背中にコウモリのような翼とツノを生やした赤紫色のトラ(トラというよりヒョウに近いかもしれない)のようなモンスター。「バギマ」や「マホカンタ」といった呪文を使い、マヒ攻撃で相手をマヒ状態にさせてくる。
『ドラゴンクエストⅩ』では「バギマ」が「バギクロス」にパワーアップしており、周囲にダメージを与える「はげしいおたけび」という技も追加された。
ナンバリング作品では通常モンスターの一種に過ぎなかったモンスターだったが、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』ではギガボディの巨大モンスターとして登場。
草原のモンスター達が恐れをなして退散してしまうほど恐れられているが夜行性で、昼は巣穴で眠っている(スカウトリング強化後は、昼の間に巣穴でスカウトする事も出来るが)。
因みに交戦する前にはウイングタイガーの尻尾であるテイルズと戦う事になる。
『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』でも登場。しかし、デザインがナンバリング作品で出てくるものに先祖返りしている上にサイズもギガボディではなくなってしまった(尤も、本作にはギガボディという概念そのものが無いのだが…)。
ウイングタイガー系のモンスター
- ダークパンサー
青い色をした豹のようなモンスター。「マヌーサ」を唱えてくる。
『ドラゴンクエストⅩ』では「はげしいおたけび」を使ってくる上に、「つうこんのいちげき」をだしてくるようになった。
- ゲリュオン
鋭い爪による「つうこんのいちげき」は強烈。「バギマ」(例によって『ドラゴンクエストⅩ』では「バギクロス」)を唱えることもある。中級モンスター職にもなっており、低確率で心を落とすこともある。 また、リメイク版『ドラゴンクエストⅣ』にも登場している。
『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードⅡ』では合体モンスターの一種として登場した。組み合わせはキラーパンサー・アームライオン・ダッシュラン。
元ネタはギリシャ神話の三頭三体のモンスターゲーリュオーン。ただしウィングタイガーの亜種である為か原型がほとんどない。
- キラーファング
ウイングタイガー系の中で唯一翼が生えてないモンスター。
攻撃力が高く、「すてみ」を使って自分の守備力を下げながらも攻撃力を上げてくる。
- リベリオン
3DS版『ドラゴンクエストⅦ』のトクベツな石版ダンジョン「シェイク」に出現するボス。ゲリュオンにライオンのようなたてがみの生えたような姿をしている。
「バギクロス」と「おたけび」に加え、「つうこんのいちげき」も使ってくる。
- ブロンドボーイ
ウイングタイガーの転生モンスター。ワインレッドのボディに黄金のたてがみが生えており、
「魔獣界のオシャレ番長」と呼ばれている。「いなずま」や「はげしいおたけび」といった
全体攻撃を使い、「すてみ」やマヒ攻撃も使ってきたりする。
倒すと「金髪幻獣ハンター」という称号が手に入る。
- ハングリーハンター
CV:神尾晋一郎
『ドラゴンクエストⅩ 天星の英雄たち』に登場するボスモンスター。