概要
ドラゴンクエストシリーズに登場する植物系モンスターのひとつ。
「ふしぎなおどり」でMPを減らし、「やくそう」で自分の体力を回復してくることが多い。
初登場の『ドラゴンクエストⅡ』では「ふしぎなおどり」の仕様が最大MPの数割を奪う性能だったため脅威以外の何物でもなかった。
再登場に長いブランクを要したが、『ドラゴンクエストⅧ』で復活。以降ナンバリングタイトルには3作連続で出演中。
『ドラゴンクエストⅩ』ではオルフェア地方西とモガリム街道に出現する。
『ドラゴンクエストビルダーズ』では、「2章:リムルダール編」に登場。「旅のとびら・赤」の世界の先におり、木に擬態している。
漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王』ではキギロの配下として巨大なじんめんじゅが登場した。
またキギロもじんめんじゅの亜種「亜人面樹」と言われる希少なモンスターである。
おむつっこりはこいつの幼体であり、ガップリンはこいつの実らしい。
実際、『剣神ドラゴンクエスト』や『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』ではじんめんじゅに衝撃を与えるとガップリンが落ちてくる。
同系統のモンスター
- ウドラー
紫色の葉に青い木という不気味な外見の上位種。
「マホトーン」や「ふしぎなおどり」を使用してくる。
『ドラゴンクエストⅨ』では中盤のザコ敵だが、これ以降植物系のザコ敵は登場せずボスもいない。つまりこいつが植物系の最強モンスター。Ⅸは植物系の層が薄すぎる。
- まかいじゅ
『ドラゴンクエストⅧ』に登場するさらなる上位種。「しのおどり」を使ってくる。
闇の世界に生息するだけあって真っ黒な外見をしている。
自身の葉っぱである「まかいじゅの葉」で蘇生をしてくる。
- エビルトレント
『ドラゴンクエストⅩ』でまかいじゅの代わりに登場した上位種。赤茶色の幹に黄土色の葉をしている。
トレントは、ファンタジーRPGなどでみられる生きた樹木の精霊のこと。
- ちょうろうじゅ
『ドラゴンクエストⅩ』から登場したじんめんじゅの転生モンスター。
黄金の幹に青い葉っぱという外見。
- はくろうじゅ
『ドラゴンクエストウォーク』に登場するモンスター。名前の通り白い幹をしている。
- さくらんじゅ
ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストⅧ』に登場する幻のモンスター。
錯乱…ではなく桜の木であり、髪飾りのように大きな桜の花が頭に咲いている。
ボスモンスター
- 憎悪の精霊樹
『ドラゴンクエストⅩ』のレンジャークエストに登場した、モリナラ大森林を荒らす者への憎悪により具現化した精霊。
「妖精たちのポルカ」という必殺技を使わなければ倒すことができない。
- 寒鬼団長アレル樹
『ドラゴンクエストⅩ』の季節イベントで登場した氷の木。氷の結晶が頭にちりばめられている。
春が永遠に来ないようにするために、季節を司る妖精の国を襲うが、その理由は春になると頭に咲く花から落ちてくる粉の影響で地獄の苦しみに苛まれるためらしい。
彼の気持ちがわかる人も多いことだろう…。
よく見ると名前もアレル樹(ギー)である。