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ハーメルンのバイオリン弾き(アニメ)の編集履歴

2024-02-08 13:44:46 バージョン

ハーメルンのバイオリン弾き(アニメ)

はーめるんのばいおりんひき

ここでは主に「ハーメルンのバイオリン弾き」の漫画版の原作との違いについて解説する。

概要

1996年10月2日から1997年3月26日まで全25話がテレビ東京系で放送されたが、プロデューサーの意向で当時人気だった某SFアニメのノリを持ち込んだため、ストーリーは原作とは全く異なるオリジナル展開を見せ、キャラクターたちの性格もかなり異なる。

 アニメ版のテーマは「人間賛歌に対する痛烈なアンチテーゼ」であり、ギャグ要素皆無な視聴者の心を抉る展開が連発する。結末もメリーバッドエンドどころじゃないほぼバッドエンドと言う、あの有名な某セールスマン漫画に近い内容になっていた。

当然、原作ファンからは意見の分かれる作品となっている。

前述の改変もあってか視聴率が振るわず、1997年9月まで放送予定だったのが、開始早々で2クールに短縮させることが上層部によって決定された。

 ただ、原作から離れた一つの作品として見てみると、高品質な鬱アニメとして蛇足なくちゃんと完結している作品でもあり、現在でも一定の評価は得ている。

なお、その前に作られたドラマCDや劇場版は原作寄りである。

当初は「怪盗セイント・テール」の次番組として朝日放送テレビ朝日系木曜日夜7時半枠で放送する予定だったが、テレ朝の改革によるジャンル平均化に伴う不採算アニメ枠整理と海外投資家とのお家騒動の影響で廃枠となり、テレビ東京へ移籍となった。


登場人物

主要人物

ハーメル

原作と比べて大人しくフルートに優しい。

フルート

原作と比べ控え目で普通の少女。

オーボウ

本当の姿が原作より先に出ているが、あちらと比べて若くスマートになっている。

ライエル

少しトラブルメーカーになっている。

トロン・ボーン

原作よりしっかりしている。

その他

サイザー

悪役で、最後は全てを失い何処かに旅立つ。

クラーリィ・ネッド

女王コンやシスコンがない。

コル・ネッド

完全シリアス。

リュート

死んでおらず生きたまま操られており、最後は生還している。

ケストラー

天使と悪魔のハーフで妻を心から愛していた。


スタッフ

総指揮 - 伊地知彬(第1話~第12話)、稲葉昭典(第13話~第25話)

原作 - 渡辺道明

監督 - 西村純二

シリーズ構成 - 今川泰宏

キャラクターデザイン - 中嶋敦子

美術監督 - 加藤賢司

撮影監督 - 藤倉直人

編集 - 森田清次、高山智江子

音楽 - 田中公平

録音演出 - 亀山俊樹

プロデューサー - 渡辺隆

アニメーションプロデューサー - 白井勝也

アニメーション制作 - スタジオディーン

製作 - ポニーキャニオン


主題歌

オープニングテーマ

「MAGICAL:LABYRINTH//」 (第2話 - 第12話)

作詞・作曲 - 高見沢俊彦 / 編曲 - 上野圭一 / 歌 - Skirt

「未完成協奏曲」(第13話 - 第24話)

作詞 - 冬杜花代子 / 作曲・編曲 - 田中公平 / 歌 - 錦織健

エンディングテーマ

「傷だらけのツバサ」(第2話 - 第12話)

作詞 - 池谷ひろ氏 / 作曲・編曲 - 藤尾領 / 歌 - IKEBUKURO

「太陽と月に背いて」(第13話 - 第24話)

作詞・作曲 - 山口由子 / 編曲 - 中村修司 / 歌 - 山口由子


関連タグ

ハーメルンのバイオリン弾き アニメ/アニメ版

賛否両論 バッドエンド

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