概要
千葉県野田市にある東武鉄道東武野田線(東武アーバンパークライン)の駅。
1985年に貨物の営業が廃止されるまでは貨物駅としても重要な存在であり、醤油工場への貨物線が分岐していたが、現在は自転車置き場に変わり果てている。
市役所に関してはどっこいどっこいだが(そもそも鉄道駅からは遠い)。
そもそも醤油工場地帯の中に駅が設置されたために駅から離れた場所に自ずと市街地が出来ているので仕方がない。
2014年から駅舎高架化工事が行われており、特徴的な駅舎は取り壊され、仮駅舎で営業していた。
2021年(令和3年)3月28日に高架化切り替えが行われ、2023年(令和5年)度に連続立体化交差事業完了予定となっている。
駅舎デザインは1階部分は旧駅舎の建物を継承(メイン画像)したデザインとなっている。
高架化が完成すると当駅は島式2面4線の高架駅となる予定。
但し、待避線が設けられるのに当駅周辺は複線化の目途が立っていない。
そもそも、昭和時代に当駅までの複線化を持ち掛けた東武側の案を野田市側及びキッコーマン側が蹴ったのが原因だが。
漸く野田市も周囲の工場を取り壊したりして駅前は整備したりしているのだが、何を今更というレベルである。
駅近くにはコンビニすらないので、それなりに徒歩で時間がかかるスーパーまで行くことを強いられている。かつてはコンビニがあったが、オーナーの高齢化等で廃業となった。
又、当駅は茨城急行バス野田営業所の拠点となっており、北越谷駅は勿論、利根川を渡り茨城県坂東市にある岩井車庫まで運行する路線もある。
ちなみに、千葉県出身の某首相とは何の関係もない(彼は船橋選出・出身)。
駅構造
島式1面2線の高架駅だが、島式2面4線の高架駅に向けた工事が進行している。
高架化前は2面3線の駅だった。
高架工事に伴い、1番のりばが停止された後に、高架化されて現在に至る。
2024年(令和6年)3月3日から柏方面の島式ホームが併用開始される。
それに合わせて高架化後のホームも併用開始される。
高架化完成後の駅構造(2024年3月3日から併用開始)
利用状況
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は9,345人である。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 10,231人 |
2009年(平成21年)度 | 10,040人 |
2010年(平成22年)度 | 9,964人 |
2011年(平成23年)度 | 10,081人 |
2012年(平成24年)度 | 10,420人 |
2013年(平成25年)度 | 10,511人 |
2014年(平成26年)度 | 10,361人 |
2015年(平成27年)度 | 10,293人 |
2016年(平成28年)度 | 10,211人 |
2017年(平成29年)度 | 10,177人 |
2018年(平成30年)度 | 10,099人 |
2019年(令和元年)度 | 9,932人 |
2020年(令和2年)度 | 7,392人 |
2021年(令和3年)度 | 7,829人 |
2022年(令和4年)度 | 9,345人 |
隣の駅
動画など
野田市駅の高架化直前の様子
関連項目
野田駅…「市」を付けないと関東ではなく関西の駅になってしまう。