愛宕駅
あたごえき
宮城県(JR東日本)
宮城県の愛宕駅はJR東北本線に属し、宮城郡松島町大字高城にある。駅名の由来は南方にある愛宕山から。松島運動公園の最寄駅でもある。
相対式2面2線のホームは仙台都市圏の朝夕の輸送に対応すべく長めにとってあるものの、駅そのものは駅舎のない無人駅。ホームは直下の道路沿いにあるスロープもしくは階段を介して直接つながっており、自動改札機はゲート型ではなく、ICカード専用の簡易型。
古くは、現在の利府支線が東北本線そのもので、利府駅から北進して品井沼駅につながっていた。現在の愛宕駅が通るルート(新線)は戦時中に勾配緩和のための貨物線として開業した。1962年に貨物線ルートを本線に切り替えた際に旧線の松島駅を廃止して新線に移転したが、新旧両駅の間が離れていたため旧松島駅の近くの新線上に愛宕駅を設置した。
千葉県(東武野田線/TD-16)
所在地は野田市中野台(ただし飛び地であり、周囲の地名は野田)。この駅も2面2線の相対式ホームを有するが、こちらは単線区間にある。駅名は近隣の愛宕神社に由来。
野田市役所の最寄駅で、1駅南隣、キッコーマンのお膝元の野田市駅よりもこちらの方が野田市の中心といえる。このため急行・普通とも全列車が停車するのは言わずもがな、臨時ながら浅草駅発の特急も停車した実績がある。
東武野田線(アーバンパークライン)では現在、清水公園駅と梅郷駅との間で高架化工事が行われており、完成後は、野田市駅は退避設備を持つ2面4線の駅となるが、愛宕駅は高架駅も2面2線を踏襲する。東西の駅前広場を作っているが、手間取っている状態である。
駅構造
相対式2面2線の高架駅。
2021年(令和3年)3月28日には高架化。
2026年(令和8年)に連続立体交差化完了予定(2022年12月21日に開催した令和4年度第2回千葉県県土整備公共事業評価審議会の説明資料が公表される前までは、2023年度に完了する予定だった)。
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は9,921人である。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 9,221人 |
2009年(平成21年)度 | 9,215人 |
2010年(平成22年)度 | 9,202人 |
2011年(平成23年)度 | 9,188人 |
2012年(平成24年)度 | 9,320人 |
2013年(平成25年)度 | 9,445人 |
2014年(平成26年)度 | 9,487人 |
2015年(平成27年)度 | 9,626人 |
2016年(平成28年)度 | 9,549人 |
2017年(平成29年)度 | 9,747人 |
2018年(平成30年)度 | 9,900人 |
2019年(令和元年)度 | 9,928人 |
2020年(令和2年)度 | 7,693人 |
2021年(令和3年)度 | 8,499人 |
2022年(令和4年)度 | 9,345人 |
2023年(令和5年)度 | 9,921人 |