概要
旧岩槻市、現在のさいたま市岩槻区の中心駅。駅番号はTD06。
野田線内の急行運転では、埼玉県内で通過運転される区間(春日部~大宮間)においては唯一の途中停車駅となっている。
バスは東口より大宮・北浦和・浦和美園・東川口・越谷駅行きが、西口より蓮田駅行きが発着している。
尚、橋上駅舎工事は完了したものの、駐輪場に待避線と思わせる場所がある事から将来的には、待避線として使用する計画がある。
もし、その待避線が使用されるとなると当駅は島式2面4線の駅舎になる予定となる。
駅は西口と東口があり、西口にはヤオコーや文教堂書店等が入居している商業施設がある。
近くにある国道122号で北上すれば圏央道白岡菖蒲ICまで行く事が可能。
駅構造
現在は島式・単式2面3線の地上駅。一部列車で緩急接続が行われる。
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は34,228人である。
- 東武野田線の駅のなかでは柏駅、大宮駅、船橋駅、春日部駅、流山おおたかの森駅、新鎌ヶ谷駅に次いで7位。
- 他の鉄道路線との接続が無い駅のなかでは最多。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 37,109人 |
2009年(平成21年)度 | 36,348人 |
2010年(平成22年)度 | 34,908人 |
2011年(平成23年)度 | 34,714人 |
2012年(平成24年)度 | 35,386人 |
2013年(平成25年)度 | 36,130人 |
2014年(平成26年)度 | 35,349人 |
2015年(平成27年)度 | 35,848人 |
2016年(平成28年)度 | 35,921人 |
2017年(平成29年)度 | 36,915人 |
2018年(平成30年)度 | 37,052人 |
2019年(令和元年)度 | 36,935人 |
2020年(令和2年)度 | 27,765人 |
2021年(令和3年)度 | 30,568人 |
2022年(令和4年)度 | 32,821人 |
2023年(令和5年)度 | 34,228人 |
隣の停車駅
特急
急行・区間急行
普通
その他
1938年までは現在の東武岩槻駅より南西の岩槻城址公園付近に別の「岩槻駅」が存在した。蓮田駅から岩槻、武州大門を経て神根(現在の東北自動車道川口JCT付近)までを結ぶ武州鉄道の岩槻駅である。野田線開通時にはこの武州鉄道岩槻駅の存在から当駅は「岩槻町駅」という名称となっており、現在の名称となったのは武州鉄道廃止後の1939年の事である(なお、武州鉄道と野田線は現在の岩槻駅~東岩槻駅間で交差していたが、乗換駅は特に設置されていなかった)。
尚、現在埼玉高速鉄道が浦和美園駅から当駅を経て蓮田駅までの延伸計画(奇しくもかつての武州鉄道のルートを逆に辿る形)を有している。計画では東武の駅の直下に地下駅を設置する予定となっているが、資金の問題などから実現するとしても当面先の話となっている。
関連タグ
TRF(ダンスボーカルグループ):徒歩圏内にある「慈正会 丸山記念総合病院」はメンバーのSAMの家族経営のもの。またSAMが野田沿線民として番組に出たこともある。