概要
本社はカナダケベック州モントリオール市郊外のサン・ローラン市に所在。
同国のトロント、モントリオール、バンクーバー、カルガリー地域の空港を国際線の拠点としている。
1997年発足の航空連合「スターアライアンス」の最初期加盟会社の一つである。
子会社として貨物部門のエア・カナダカーゴ、格安航空会社のエア・カナダルージュなどがある。
1937年に国営トランス・カナダ航空として設立。もともとはカナディアン・ナショナル鉄道の関連会社だった。
1964年に現在の社名に変更され、1987年に民営化がされた。
2000年にカナダ第2位の航空会社であり、経営危機に陥っていたカナディアン航空を買収し吸収合併した。
日本との関わり合い
カナダ太平洋航空(一時期CPエアと名乗っていた時期あり)→カナディアン航空との国際線の棲み分けが行われた絡みから、長らく日本とは無縁であった。
しかし1994年9月にバンクーバー-大阪線を開設し、ようやく日本進出を果たす。
そして先述のカナディアン航空吸収合併に伴い、カナディアン航空の日本路線を引き継いだ。
2024年2月の時点ではモントリオール・トロント・バンクーバーと成田およびトロントと羽田を結ぶ路線を運行している。また、バンクーバー-大阪線については一時廃止されたが、現在は季節運航という形で運航している。さらに言えばかつては名古屋への路線も運航していた。