概要
※3巻おまけより。
漫画『魔法少女にあこがれて』に登場するキャラクター。
魔法少女「トレスマジア」の一員で、ピンクの魔法少女「マジアマゼンタ」に変身する。ピンクであるが「マゼンタ」である。
武器は槍【マゼンタスピア】。
私生活では14歳の中学生。
実は柊うてな(マジアベーゼ)のクラスメイトだが、変身時に作用する認識阻害魔法の効果により、お互いの正体は知らない。
明るく活発な性格であり、コミュ力が高く大人しめの性格のうてなや一人で遊んでいた杜乃こりす、アニメでは鬱陶しがっていた天川薫子もはるか側から話しかけていき仲良くなった。私服は「ダイナモ」「ポカテロ」「サイクロン」などと書かれた服を着るなど、センスが独特である。また、きのこ好きでやや過剰なところがある。
良くも悪くも純粋な心の持ち主でもあるため、時折エノルミータに言いくるめられそうになったりひどい目にあわされた後で優しくされて何故か感謝したり、打倒マジアベーゼのためにとんでもない奇策を思いつくこともある。
「なつな」「あきほ」「みふゆ」という妹が3人おりそのためか子供とも積極的に遊ぶ。原作では砂場でエノキタケを作って注目を浴びつつも微妙に迷惑がられもしていたがアニメでは子供たちからも好評だった。
その姿勢は寂しげな表情を見せたことから敵のネロアリスにすら及ぶほど。
裏切った振りをしたサルファへの助けも言語化できないながらも彼女のためを思って見送っており相手の覚悟を察する形での優しさも持つ。
魔法少女としてはどんな恥ずかしい目にあってもエノルミータに立ち向かう姿勢を見せ、トレスマジアの二人には強くてかっこいい友達として見ており真化を獲得できず能力的に置いて行かれた時は彼女たちの力になりたいとも思っている。
そういった優しさもありながら魔法少女の矜持を持っているためベーゼのマゼンタへの評価は高くトレスマジアの他の二人と比較してクセがないところもいいところとしている。
優しい性格で接しているためか、ベーゼやネロアリスと関わる中で彼女たちの目的が「自分達を倒すこと」では無いのではないかと3人の中で初めて気付きかけ現エノルミータの姿勢をなんとなく把握している。ただ、それがベーゼの「魔法少女を痛ぶって自分の性的欲求を満たすため」だとは夢にも思っていないようだが。
薫子から好かれるようになるのだが本人は一切気付いておらず、誰にでも向ける優しさや元々の距離感、無自覚な色っぽさで彼女を振り回している。
魔法少女としては少なくとも水神小夜(マジアアズール)よりは先に変身していた。