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揖斐線の編集履歴

2024-03-04 15:43:08 バージョン

揖斐線

いびせん

かつて存在していた名古屋鉄道の鉄道路線

もしかして→養老鉄道養老線の大垣~揖斐間の通称


概要

岐阜県岐阜市の忠節駅から揖斐郡大野町の黒野駅を経て揖斐郡揖斐川町の本揖斐駅までを結んでいた。

2001年に黒野-本揖斐間が廃止。2005年に残った区間が廃止され、全線廃止となった。廃線時点で名鉄で唯一の架線電圧600Vの鉄道路線だった。(600Vは本来路面電車に多い架線電圧。名鉄の600V線区では谷汲線も鉄道路線だった。)


路線データ

路線距離18.3km(忠節-本揖斐)
駅数16
複線区間なし
電化区間全線直流600V
閉塞方式自動閉塞式
交換可能駅忠節・尻毛・美濃北方・政田・黒野
最高速度70km/h

運行形態

廃止前の時点ですべての列車が路面電車岐阜市内線と相互直通運転を行っており、ワンマン運転ではあるものの、ローカル線でありながらも15分間隔で列車が運行されていた。日中の半分の列車が急行列車だったものの、末期には通過駅が少なすぎて区間急行よろしくの状況だった。


車両は岐阜市内線と共通の路面電車タイプの車両が使われており、バブル期からはじまった新造車導入ラッシュ以前は戦前の600V車両も走っていた(1500V昇圧で名古屋本線等にて運用できなくなったため)。


一方、2001年に一足先に廃止された黒野以遠は、昼間は戦前製のモ750が黒野と本揖斐の間を行ったり来たりするダイヤになっていた。谷汲線と違って変電所からあまり離れていなかったので新型車も入線できたようで、早朝には新型の岐阜市内線直通対応車両も本揖斐に顔を出した。


駅一覧

揖斐線で急行が初めて設定された1967年には通過駅が多く設定されていたが、2005年廃線時の通過駅は近ノ島と旦ノ島のみだった。

●:停車 レ:通過 ‖:設定なし

2005年廃止区間

駅名急行(設定時)急行(廃線時)乗り換え
忠節名鉄岐阜市内線
近ノ島
旦ノ島
尻毛
又丸
北方東口
北方千歳町
美濃北方
真桑
政田
下方
相羽
黒野名鉄谷汲線2001年まで)

2001年廃止区間

駅名急行(設定時)急行(廃線時)乗り換え
中之元
清水
本揖斐

関連タグ

名古屋鉄道

高富線1960年に廃線

鏡島線1964年に廃線

谷汲線2001年に廃線

岐阜市内線 美濃町線 田神線2005年に廃線

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