曖昧さ回避
- 『とんねるずのみなさんのおかげでした』の企画で誕生した音楽グループ。本項で解説。
- 漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』の登場人物・野猿(ノサル):野猿(リボーン)を参照。
- かつて日本の山間部で使用された交通機関(簡易ロープウェイ)としての「野猿(やえん)」→Wikipedia(外部リンク)
- Web小説およびそのメディアミックス作品『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の主人公カタリナ・クラエスの転生前の異名・こちらは野猿(のざる)と読む。特技であった木登りに由来する。野猿(はめふら)を参照。
野猿(音楽グループ)
1998年、フジテレビのバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』の企画、「ほんとのうたばん」で誕生した音楽グループ。
メンバーはとんねるずと番組制作スタッフ。作詞作曲は秋元康・後藤次利。
元々はジャニーズシニアという前身で、番組内のパロディPVにてバックダンサーをしていたスタッフメンバーが発端であった。企画総監督は石橋貴明。
ちなみにグループ名の由来は、八王子市を通る野猿街道にあったラブホテル「ホテル野猿(現:フェスタリゾート野猿)」に由来している。
『紅白歌合戦』には2回出場、パフォーマンスも話題となった。
99年は白塗りにパンツ1枚、背中文字という91年のとんねるずが紅白で披露したパフォーマンスのセルフパロディで登場。00年は審査席の長嶋茂雄氏、高橋尚子、谷亮子のコスプレとモノマネで歌い視聴者を楽しませた。
フジテレビの番組企画でありながらも、本家『とんねるずのみなさんのおかげでした』に次いで、石橋貴明がMCを務めるTBSの『うたばん』への出演も多かった。(当時人気絶頂であったアイドルグループのモーニング娘。を野猿は一方的にライバル視し、対決することもあったり)
2001年5月13日の渋谷・代々木第一体育館で行われたラストライブをもって撤収、皆それぞれの本来の裏方としての持ち場へと戻った。現在でも根強い人気がある。
「とんねるずのみなさんのおかげでした」の最終回において一部メンバーを除いてであるが再集結している。
メンバー
メインボーカル
ダンサー
成井一浩 | 飯塚生臣 | 大原隆 |
大道具 | 特殊効果 | 大道具 |
網野高久 | 星野教昭 | 半田一道 |
持道具 | ドライバー | スチールカメラマン |
高久誠司 | ||
カメラクレーン | ||
元メンバー
- 荒井千佳ことCA
音声・ボーカル
スタッフで歌唱力に定評のあったCAをメインボーカルに抜擢、露出を嫌う彼女は一曲だけの契約であっさり離脱した。「First impression」は大ヒット。(余談だがCAこと荒井千佳さんはその後ナイナイのマネージャー坪倉と結婚した)
- 小林紗貴
フィーチャリングボーカルとして参加。(女猿覚えてますか…)
- 浅野吉朗
放送作家・ダンサー
チャラつき調子ぶっこいた態度には今田耕司もご立腹である。(FUN)
- 神原孝
ディレクター
- 太田一矢
ディレクター
- 松村匠
プロデューサー
余談ながらAKBグループ関連で最近炎上した男でもある。
- 関口正晴
とんねるず担当マネージャー。本企画の実行委員長も務めた。
ゼアス。
シングル
- Get down:ファーストシングル1998年4月29日発売
- 叫び:1998年9月17日
- SNOW BLIND:1998年12月16日
- Be cool!:1999年2月24日 紅白ではこの曲で初出場
- Selfish:1999年8月4日
- 夜空を待ちながら:1999年11月10日 当時ミリオン確実と言われた宇多田ヒカルの「Addicted To You」と同日発売の週間チャートで「1位を取れなかったらくじ引きのメンバー脱退」という無理ゲーを強いた曲(後になかったことに)
- First impression:2000年2月2日 上述のCAをボーカルに迎えた最大のヒット曲
- Chicken guys:2000年5月31日
- 太陽の化石:2000年10月11日
- star:2001年1月24日
- Fish Fight!:2001年2月28日 ラストシングルにして唯一作詞が秋元康ではない
アルバム
- STAFF ROLL:1999年3月10日 50万枚を越えるヒットとなった
- evolution:2000年3月1日
- 撤収:2001年3月14日 ベストアルバム
関連タグ
2019年、石橋・神波・平山の3人が結集し「B Pressure」が始動。