概要
作中世界の21世紀末にイオリア・シュヘンベルグによって出現が予見された新人類。
その正体は、GN粒子の作用によって身体組織が遺伝子レベルで改変された=旧来の人類とは生物学的に異なる種へと進化した人類。
旧人類からの大まかな変化点として、
- 脳組織が量子脳へ変貌したことによる情報処理速度が大幅に向上。
- 脳量子波を利用した脳波コミュニケーション能力の取得。
- 細胞の活性化による身体能力の向上。
- それに伴い老化速度が著しく抑えられた事による(理論上)常人の倍近いと評される程の大幅な寿命の延長。
などがある。
劇中において真の意味でイノベイターとなったのは刹那・F・セイエイとデカルト・シャーマンだけであるが、劇場版の時点(2314年)で脳量子波を感知する素質を持つ=イノベイターに覚醒しつつある市民が多数連邦政府によって確認されており、人類がELSと接触してから半世紀経った西暦2364時点では、実に総人口の4割がイノベイターとして覚醒している模様。
主なイノベイター
レナード・ファインズ(レオ・ジーク)
備考
アレルヤ・ハプティズム(小説版で、両目が金に輝くなど、変革したと思われる描写がある。)
ソーマ・ピーリス(同上)
※なお、上記二人は劇場版でもラフ絵の段階ではマルートシステム発動時に両目が金に輝く描写を入れる予定があった。
ルイス・ハレヴィ(厳密にはイノベイターではないが、ナノマシン錠剤で脳量子波を扱える。)
グラハム・エーカー(特攻後、ELSに保存された意識がクアンタムバーストによる量子空間で刹那の説得を受け、ELSの融合を受け入れ生還した。本人は量子空間でイノベイターではないと発言しており、融合までの経緯が特殊なため脳量子波を扱えるかは不明。)