ギャーソリン
ぎゃーそりん
概要
本作に登場するエネルギーの一種で、人間の発する悲鳴が元になっている。
敵組織である『大宇宙侵略大走力団ハシリヤン』が地球へと侵略の魔手を伸ばしたのも、単にこのギャーソリンが狙いである。
ハシリヤンがなぜギャーソリンを狙うのか、またギャーソリンをいかなる目的で使おうとしているのかなど、物語開始時点では未だ言及されていない部分も多いものの、少なくともバクアゲ1の時点までに、以下に列挙したポイントが確認されている。
また、苦魔獣が倒されると溜め込まれていたギャーソリンも暴走し、ハイウェイ空間を経由して倒された苦魔獣が再生・巨大化することが、ブンブンの台詞によって示唆されている。その際、サンシーターのメンバーであるヤイヤイ・ヤルカーが、暴走状態のギャーソリンを体内に取り込み、後に吐き出すことで再生・巨大化が行われるのだが、その間のヤルカーも我を失った状態にある様子から、視聴者の間では「この両者の間に何らかの因果関係があるのではないか?」と見る向きもある。
(※ 由来の1つとされるガソリンも、ガソリンスタンドなどで扱われているものの大半は、灯油などとの区別を図るためにオレンジ系統の色で着色されている)
関連タグ
牙鬼軍団:『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場する敵組織。こちらもギャーソリンと同様に、人間の負の感情によってもたらされる力を集めているという点で近似している
デーボス軍:『獣電戦隊キョウリュウジャー』に登場する敵組織。やはり人間の感情由来のエネルギーを収集するという点で共通項を有する一方、こちらは当初から首領復活のためであることが明確にされており、さらに正負含め人間の感情エネルギーをバランス良く蒐めるという、より高難度のオーダーを完遂しているという点でも相違点が見られる
プリキュアの敵:同シリーズに登場する敵組織の中でも、管理国家ラビリンス(『フレッシュプリキュア!』)やバッドエンド王国(『スマイルプリキュア!』)など相当数の組織において、同様に人間の負の感情(もしくはそれ由来のエネルギー)を集めているケースが散見される