闇に抗うには…相当な覚悟、そして…強い心が必要となるだろうね。
お前は“光”。だからこそ…“闇”を侮ってはならない。
演:桑江咲菜
概要
本作の舞台である「ラインシティ」を治める魔戒法師。漢字で「龍女」と書く。
自身が放つ強力な法力を地脈に通わせ、ホラーの侵入を防いでいる。
見た目は10代の少女であるが、実際はかなりの高齢で自身の法力によって少女の姿を留めている。
また、道外流牙と莉杏の上司でもあるが、腹黒かったり融通が利かなかったりで人格に難がある上司が多かった従来のシリーズと比べると、数少ない良心的な人物と言える。
劇場版GS翔やTV版GS翔第16話、KAMINOKIBAのように、緊急事態の際にはローブを脱ぎ捨てて道着姿となり、カンフーに似た体術と巻物を介した法術でホラーに挑む。魔導筆も持っている。
ファンからの愛称は、「リュメ様」。
活躍
劇場版GS翔では、ラインシティを訪れた流牙と莉杏を迎え入れ、牙狼の鎧に溜まった邪気の浄化を担当する。
また、流牙の魔導輪・ザルバにフェイスカバーを授けた。これは、どんな場所でもリュメの加護を受けられる他、カバーを下ろした状態で壁などに翳すことでリュメのいる地へと向かう通路を開く能力をザルバに与えた。
人類の消滅を目論む阿号に命を狙われるが、流牙たちの活躍により救われる。
阿号を取り込んだデゴルとの決戦では、邪気の浄化が完了したことで進化を果たした黄金騎士ガロ翔の鎧を流牙に授けた。
TV版GS翔では、魔城・ラダンの封印が解かれてしまったことを察知し、その復活を阻止すべく流牙と莉杏に法剣から分離した2つの短剣の捜索を依頼する。
第16話で流牙たちの助太刀に現れ、彼らと共にジンガ&アミリとの決戦に挑んだ。
牙狼10周年オールスター作品である魔戒烈伝の第10話「破天荒」では、D・リンゴとギンジの年齢などから見て『GS翔』から約50年ほど前の時代の彼女が登場。
当時から既に伝説と吟われていたが、その強大すぎる力を制御できずに被害を出してしまったことを思い悩んでいた。
前人未到の法術である『内守外滅の術』を会得するため、修練を続けていたが、その途中、異変に気づき下界へ降りたことが、彼女の運命を変えることになる。
劇場版『KAMINOKIBA』では、蛇崩猛竜からの報告で本作で起きた事件を知り、流牙と莉杏に伝えた。
D・リンゴの店に集まった流牙たちの前に姿を見せ、リンザたちの目的を明かす。
ジンガ復活後の戦闘で、ジンガと戦うも押し負けてしまい負傷する。
箱舟・神ノ牙の戦いでは、後方支援に回り、ホラーたちの結界を破るなど、流牙たちをサポートした。
余談
演者の桑江女史は、TV版GS翔及び魔戒烈伝の主題歌を担当したガールズユニット「魔戒歌劇団」のメンバーを兼任していた他、『魔戒ノ花』では女子高生サキ役も演じていた。
関連タグ
スゴウ:リュメとは真逆と言える上司。
真咲なつめ:中の人が同じ特撮キャラ。ちなみになつめがキラメイジャーに客演した際に共演した人物にも牙狼シリーズの出演経験者がいた。
エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル:中の人が同じ特撮(実写版)キャラ。こちらも原作は見た目が10代だが実際はかなりの高齢。