概要
『閃乱カグラ』シリーズのソーシャルゲーム『シノビマスター閃乱カグラNewLink(シノマス)』の「先生」であり、いわゆるプレイヤーの分身。
善忍の本部上層部が雪不帰へのお目つけ役として、そしてその雪不帰本人からも先生へと呼び出し要請を送られ、シノビマスターズのビルへと派遣された新米先生という設定で、このほか忍基地では任務訓練や任務指揮などの指導役の役割も請け担う。
当面の目的としては、善忍、悪忍、抜忍etc.を問わず忍学生候補生らをチームトーナメントに出場させ、武術大会「シノビマスターズ」で最強の忍チームの頂点である「カグラ」に並ぶ最高の称号「シノビマスター」を目指していくという役目も果たしていく。
手始めに、招待状が届いた国立半蔵学院、秘立蛇女子学園、死塾月閃女学館、焔紅蓮隊の4つの勢力を受け持ち、
また月閃姉妹いわく、実績を積んでいけば新たな忍や忍グループも忍基地へと参入要請させていき、グループ同士での修業に特化した組織へと目指していくというものである。
動向など
忍少女たちとは挨拶や個別特訓で接してはいるものの、『閃乱カグラNewWave(Gバースト)』の「教官」と比べると内容的に女性キャラがメインに活躍する、この作品では物語上では影が薄く、空気になりがちであり、主人公としての扱いが悪いとも捉えられる。
その理由の一例に、キャラ個別のバレンタイン、ホワイトデー、ウェディングストーリー以外のイベントシナリオやメインシナリオで先生自体の存在が無くなっているかのようなシーンも多いため。
しかしシノビマスターズ代表の雪不帰やジャスミンと相談する場面、大会運営委員らと一緒に、教員として忍生徒への授業する描写も一応存在し、
また鴇や睡蓮の初登場時には夜間にシノビマスターズビルの目の前でわざわざ先生へと接触してきて、挨拶をされるシーンも見受けられる。
素性面
個人プロフィールなどは閃乱カグラNewWaveでの教官と同様、特に言及されていなく、武器や戦闘スタイルなどがイマイチ謎でもあり、基地に来る以前の経歴なども特に無く、その素性は不明である。
だが物語内の描写では悪忍ではなく善忍である可能性が高い。
もとより善忍である雪不帰も、先生が来る要因となる呼び出し要請を送った点や、そして悪忍の上層部よりも先に善忍の上層部が雪不帰への見張り役を送る事もひとつの可能性である。
メインストーリーの展開で、遠野の隠れ里へと悪忍を里に連れてくるのは、当時の現状では御法度とのルールだった時、善忍の忍学生達と一緒に行った事、そしてシーズンイベント「World Zen-Nin Friends」では善忍の上役と上層部関係のパーティーに警備員として雇われている様子などから、各シナリオの赴きに因って、先生自身が悪忍の可能性が低くなる為、先述のように、おおよそ善忍であるともとれる。
また、年齢の件に対しては、凛から新人先生というふうに年下の扱いをされておらず、一般的な社会でいう先生になったばかりの新人教師ではない可能性もあり、そして飲酒の話で凛と数回飲みに行っているらしく、お酒も普通に嗜める年齢のようだ。
他に、身長などの体格面も不詳ではあるが、閃乱カグラシリーズでの男性キャラの身長は、霧夜が公式プロフィールで185㎝もあり、若い頃の黒影も東京妖魔編アニメでは180㎝以上と推測され、友人である若い頃の半蔵も恐らくほぼ同等とみられ、そして道元もそれほどある可能性が高く、
NewWaveでの教官も雪泉等と並んでいる描写も存在したため、仮に一定の法則性があるのならば先生自体も他の男性キャラ達と同様、ゲーム内のほとんどの女子キャラ達よりも身長が高い可能性がある。
戦闘面
一忍としての強さは、各ストーリーの描写から、おそらくは上忍で指導者級なのであろうが、小百合/ジャスミンと鴇よりは弱く、
大道寺、凛、雪不帰、両姫、神楽たちは先生よりは強くはない、と語っている。
しかし、先生が鴇との模擬対戦に負けた後でジャスミン自身がジャスミン本人よりも強いとも話しているので、大会運営委員の面々とは、ほぼ同等かそれ以上の強さはある模様。
シーズンイベント「World Zen-Nin Friends」では、四季を襲撃していた悪忍に打撃格闘の一撃を与えてそのまま再起不能にさせるなど、普段は近接系統の格闘技や体術を使っている可能性がある。
性格面
女性キャラクターが比率を多く占めるオンラインゲームタイトルでは定番の、優しく、好かれやすいハーレム的な人間性。
信頼する事を決めると最後まで信じる(睡蓮など)。皆の事を良く見ており、指導するのが必要な時に叱り、友達である凛の事も気にかけている等、情に厚い面もある。
しかし、仕事は真面目なのに特定の生徒を揶揄う事もあるし、セクハラ染みた冗談も言うなど、人間的にくだけた一面もある。
さらには、忍学生や同僚の胸部を直に見たり、ストレート過ぎるスキンシップ表現として胸を揉んでセクハラもしたり…という一人の人間として関係性の段階と順番を守れない残念な一面もある。
ただしもともと自らを触ってほしいとの想いがある両奈や甘やかしたいと考えている両姫など一部人物は除く。
また、高校向けの講座学習も会得しているのか、四季に英語、華毘に数学と科学、風雅に広汎的な日本語(共通語)、そして恐らく華風流に対しても色々な勉強事を付き合っているらしい。
更に、家事料理への挑戦心もあるのか、詠の為に「もやし料理」を練習したり、反対に美野里に菓子作りを教えられたりして実際に美味しい菓子を作れるようになり、愛情が籠った料理と美苺が語るほど。
性別に関して
そして性別に関しても、四季のウェディングストーリー1(2019)にて先生とツーショット自撮りを撮った後、ブログにアップして「彼氏います」のアピールが流行ってると言う場面や、
2023年のジューンブライドでよ個人ウェディングストーリーエピソードにてほとんどの忍基地メンバーに男性と認められたり、
2024年度の新規キャラである玉響が先生を「貴方」呼びしている事実もある。
なぜならば通常、玉響は他の女性に対して「貴女」呼びをしている描写があるため。
2024年正月イベントでは鴇が「恋愛成就」の他に「子宝のお守り」も見ており、先生の子供を産みたいと思っている節もある。
これらの描写などから先生は紛れもなく男性であろう。
そしてNewWaveと同じく、シノビマスターでも霧夜などの男性キャラクターはほとんど登場しないが、メインストーリーでは巨大妖魔・巨大レイド戦闘開始時以来にシリーズでおなじみの敵役の男性キャラ「道元」が登場しており「霧夜」ら他の男性キャラも登場する可能性も一応、生じている。
教官と先生の違い
ちなみにNewWaveの教官のほうでは葛城にセクハラ仲間と認識され、忍生徒へのセクハラまがいの行為をするという共通点も同様であるが、先生の場合は設定面で異なり、先生と教官のキャラクター差では、NewWaveでは教官が普通のいわゆるハーレム的な主人公であり、忍生徒らをきちんと女性として見ていてはいたが恋愛感情があるシーンはほとんど無かった。
一方、先生のほうはハーレム状態の如き様相であり、複数人の忍生徒から恋愛レベルで好かれているのもあり、教官ほど朴念仁ではない様子なので、教官と先生は完全に”同じプレイヤーキャラ”ではない、というのもある。
元々NewWaveとシノビマスターはパラレルワールドに属する作品というのもあるのであろうが…
また、過去に教師(小路)に裏切られた焔は教官と違って教師である先生をそれほど簡単に信頼出来ない、という辛い過去を今でも持ち、その理由もあるためか、焔からの好意は飛鳥などよりも、いささか遅れている。
備考
一例を挙げると先生というのは、そもそもプレイヤー(ユーザー)ではなく、他会社の他作品でいう個々の男性主人公キャラや『ハイスクールDxD』の「イッセー」とも立場的に近いのだが、先述の事実等も踏まえると事情は異なってくる。
その理由のひとつに、プレイヤーと作品内の主人公は必ずしも一致しない他タイトルもある為。
コラボイベントシナリオ継続では一騎当千第1弾には参加してたけどそれ以来、クイーンズブレイドと百花繚乱とも不参加。『デッドオアアライブ』、『ハイスクールDxD』と『ToLoveる-とらぶる-』だと参加。
先述の男性像も閃乱カグラシリーズのプレイヤー層は単純に男性が多いからという理由も一部にあるのかもしれない。
しかし、これも他会社の他作品でいう、女性キャラが百合キャラに見せる為にとも捉えられる可能性もある。
閃乱カグラでのメインとするターゲットのユーザー層から見て、恋愛対象ともとれる忍少女達は女性キャラクターなので、本タイトルをプレイするにあたり、多少、女性プレイヤー向けへの気遣いもあったのかもしれない。
そのほか『デッドオアアライブ』とのコラボイベントでは、基地に視察へ来たあやね曰く先生の雰囲気は「オーナー」(『DOAXVV』での主人公・プレイヤー)に似ている、とも語っている。
また『ToLoveる-とらぶる-』コラボ第二弾のイベントの最後で、先生は『ToLoveる』の主人公「結城リト」よりも凄いらしく、閃乱カグラの女子はリトのハーレムメンバーの強力なライバルにはなれないとも風切が言い張っている。
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遠野天狗ノ忍衆 ゾディアック星導会 巫神楽 レジェンド(閃乱カグラ)