概要
『閃乱カグラ』シリーズのソーシャルゲーム『シノビマスター閃乱カグラNewLink(シノマス)』の「先生」であり、いわゆるプレイヤーの分身の人物。
容姿は髪があると150㎝女性陣と身長の差がある以外は明かされていなく、台詞も本人が発していると捉えられる場面も殆ど無い。
物語内の役柄では、善忍の本部上層部が雪不帰へのお目つけ役として、そしてその雪不帰本人からも先生へと呼び出し要請を送られ、シノビマスターズのビルへと派遣された新米先生という設定で、このほか忍基地では任務訓練や任務指揮などの指導役の役割も請け担う。
当面の目的としては、善忍、悪忍、抜忍etc.を問わず忍学生候補生らをチームトーナメントに出場させ、武術大会「シノビマスターズ」で最強の忍チームの頂点である「カグラ」に並ぶ最高の称号「シノビマスター」を目指していくという役目も果たしていく。
手始めに、招待状が届いた国立半蔵学院、秘立蛇女子学園、死塾月閃女学館、焔紅蓮隊の4つの勢力を受け持ち、また月閃姉妹いわく、実績を積んでいけば新たな忍や忍グループも忍基地へと参入要請させていき、グループ同士での修業に特化した組織へと目指していくというものである。
なお先生自身の所属先としては、どこか特定の忍学校や忍チームに所属しているわけではないようだが、ゲーム内の描写(雪不帰や凛らと対等な立ち場と捉えられる場面)から察すると、大会運営委員と同等な立ち位置の可能性がある。
動向など
忍少女たちとは挨拶や個別特訓で接してはいるという点も『閃乱カグラNewWave(Gバースト)』の「教官」とほぼ同じ。
まず基本的に閃乱カグラシリーズという、物語の根幹が飛鳥をはじめとした熱きシノビ少女達の物語であるため、プレイヤー=主人公ではなく、飛鳥達を裏で支えている様な存在。
例外としてキャラ個別のバレンタイン、ホワイトデー、ウェディングストーリー、一部の期間ストーリーや本章にて要所で出番がある。
一例としてシノビマスターズ代表の雪不帰やジャスミンと相談する場面、大会運営委員らと一緒に、教員として忍生徒に授業をする描写等が存在し、
また鴇や睡蓮の初登場時には夜間にシノビマスターズビルの目の前でわざわざ先生に接触してきて、挨拶をされるシーンも見受けられる。
素性面
個人プロフィールなどは『閃乱カグラNewWave』での教官と同様、特に言及されていないが、イベントシナリオでは近接格闘とクナイを使用、春花に刀と槍の訓練を付けるくらいは刀と槍を扱うなどの描写はある(そもそも教える側の教師が、生徒より武器の扱いが素人だった場合は教えるのは難しいと考えられる)。
基地に来る以前の経歴なども特に無く、その素性は不明である。
善忍の雪不帰も、先生が来る要因となる呼び出し要請を送った点、そして悪忍の上層部よりも先に善忍の上層部が雪不帰への見張り役を送る事もひとつの役割である。悪忍禁止の善忍しかいけない隠れ里とへの立ち入り、と善忍の上層部開催のパーティーの警備に当たってた為に、悪忍と言われてるシナリオが存在しない為に、先生はシナリオの趣に因って善忍と公言されている。
また年齢の件に対しても、凛からは新人先生という風に年下も後輩の扱いをされておらず、一般的な社会でいう教師になったばかりの新人教師ではない可能性もあり、そして飲酒の話でも凛とは数回飲みに行っているらしく、お酒も普通に嗜める年齢のようだ。
身長などの体格面も不詳ではあるが、閃乱カグラシリーズでの男性キャラの身長は、霧夜が公式プロフィールで185㎝もあり、若い頃の黒影も東京妖魔編アニメでは180㎝以上と推測され、友人である若い頃の半蔵も恐らくほぼ同等とみられ、そして道元もそれほどある可能性が高く。
ウェディングストーリー2024年編にて結婚写真を撮るために、風切が自分の腕を先生の肘あたりに届かせる為に、先生は屈む必要があるくらい身長のギャップ差がある(仮に170㎝以下であれば、風切が先生の肘あたりに届くのに問題は無い)。
NewWaveでの教官も雪泉等と並んでいる描写も存在したため、作品内で仮に一定の法則性があるのならば先生自体も他の男性キャラ達と同様、ゲーム内のほとんどの女子キャラ達よりも身長が高い可能性がある。
戦闘面
一忍としての強さは各ストーリーの描写からおそらくは上忍であり、そして指導者級なのであろうが、その実力は小百合/ジャスミンと鴇よりは弱く、
大道寺、凛、雪不帰、両姫、神楽たちからすると、先生よりは実力は強くはないと彼女たちが語っている。
だが、先生が鴇との模擬対戦に負けた後でジャスミン自身がジャスミン本人よりも強いとも話しているので、大会運営委員の面々とはほぼ同等かそれ以上の強さはある模様。
また、鴇との修行時、彼女に負けた際に、もっとしっかりと戦えるようになる為に、彼女から本格的な訓練を受けるようになったが、そのとき当初は先生本人が逃げだすくらいにハードな訓練を受けそうにもなっていた。
性格面
女性キャラクターが比率を多く占めるオンラインゲームタイトルでは定番の優しく好かれやすい人間性。
一例だと、信頼する事を決めると最後まで信じる(睡蓮など)。皆の事を良く見ており、指導するのが必要な時に叱り、指導教員仲間である凛の事も気にかけていたり、本来処分対象であった豹姫を裏から手を回して保護対象に変える等、情に厚い面も。
しかし、仕事にかける面は真面目なのに特定の生徒をからかう事もあれば、セクハラ染みた冗談も言うなど、人間的にくだけた一面もある模様。
そのほか、両奈のS&Mプレイの要求には逃げ出すくらい絶対に応じなく、両奈にホワイトチョコをかけてあげる事も断るほどであるが、反対に夜桜がホワイトチョコをかけられた姿を見たい、という残念な一面も。
性別に関して
性別面に関しては、四季のウェディングストーリー1(2019)にて先生とツーショット自撮りを撮った後、ブログにアップして「彼氏います」のアピールが流行ってると言う場面や、
2023年のジューンブライドで個人ウェディングストーリーエピソードにてほとんどの忍基地メンバーに男性と認められたり、
2023年度のシノマス新規キャラである玉響が先生を「貴方」呼びしている事実もある。
そうだといえる理由のひとつに、玉響は通常時では他の女性に対して「貴女」呼びをしている描写があるため。
2024年正月イベントでは鴇が「恋愛成就」の他に「子宝のお守り」も見ており、先生の子供を産みたいと思っている節もある。これらの描写などから先生は紛れもなく男性であろう。
そしてNewWaveと同じく、シノビマスターでも霧夜などの男性キャラクターはほとんど登場しないが、メインストーリーでは巨大妖魔・巨大レイド戦闘開始時以来にシリーズでおなじみの敵役の男性キャラ「道元」が登場しており「霧夜」ら他の男性キャラも登場する可能性も一応生じてはいる。
なお「半蔵」じっちゃんは時々忍基地に(オフスクリーンで)来る事はある様子。
備考
あくまで一例を挙げると、「先生」というのはそもそもゲームアプリをプレイしているプレイヤー(ユーザー)ではなく、他会社の他作品でいう個々の男性主人公キャラや『ハイスクールDxD』の「イッセー」とも立場的に近いのだが、先述の事実等も踏まえると事情は異なってくる。
その理由のひとつに、プレイヤーと作品内の主人公は必ずしも一致しない他タイトルもある為。
コラボイベントシナリオの話中で先生は、一騎当千第1弾イベントには参加してたものの、それ以来の『クイーンズブレイド』や『百花繚乱』ともに不参加であった。
しかし『デッドオアアライブ』、『ハイスクールDxD』や『ToLoveる-とらぶる-』では継続して参加している。
教官との違いの一つは、教師に裏切られた焔は教師である先生よりも教官の方をもう少し簡単に信頼事が出来た。
また、先述の男性像も閃乱カグラシリーズのプレイヤー層は単純に男性が多いからという理由も一部あるのかもしれない。
しかし、これも他会社の他作品でいう、女性キャラが百合キャラに見せる為にとも捉えられる可能性もある。
閃乱カグラシリーズでのメインとするターゲットのユーザー層から見て、恋愛対象ともとれる忍少女達は女性キャラクターなので、本タイトルをプレイするにあたり、多少、女性プレイヤー向けへの気遣いもあったのかもしれない。
ちなみに先生に向けてそもそも異性的な興味が無いキャラもおり、夫を持つ小百合(ジャスミン)、霧夜と結婚したい凛、そして彼女達以外にもその他に約3名、例外は存在する。
そのほか『デッドオアアライブ』とのコラボイベントでは、基地に視察へ来たあやね曰く先生の雰囲気は「オーナー」(『DOAXVV』での主人公・プレイヤー)に似ている、とも語っている。
また『ToLoveる-とらぶる-』コラボ第二弾のイベントの最後で、先生は『ToLoveる』の主人公「結城リト」よりも凄いらしく、閃乱カグラの女子はリトのハーレムメンバーの強力なライバルにはなれないとも風切が言い張っている。
関連イラスト
関連タグ
遠野天狗ノ忍衆 ゾディアック星導会 巫神楽 レジェンド(閃乱カグラ)