「役立てるよ 誰に言ってんの」
プロフィール
概要
呪術高専東京校所属の医師。反転術式による傷の治療が出来る数少ない人物。
28歳。長い髪と濃い隈、右目に泣きぼくろを持つ気怠げな雰囲気の女性。
酒豪で甘いものが苦手。10代の頃から喫煙していた(アニメでも喫煙はノーカット)が、先輩である庵歌姫に禁煙を進められ、現在禁煙5年目。 しかし渋谷事変後は喫煙を解禁する。
歌姫とはとても仲が良い(食べ物の好き嫌いも同じ)。
五条悟と夏油傑の同級生で、当時は両者のことを「クズども」と評していた。
と言っても仲が悪い訳ではなくむしろ関係は良好。特に夏油離反後の五条に対しては数少ない理解者でもある。ちなみに2人に対しては「“実はオマエらどっちかのことを愛してた“なんてことは天地がひっくり返ってもない」とのこと。
少年院の任務で虎杖悠仁が死亡した際はその身体を解剖することに意欲的で、彼が蘇生すると「ちょっと残念」と口にした。しかし時に虎杖が真人によって改造された人々を倒した際は気に病まないようフォローしたり、本編の前日譚『東京都立呪術高等専門学校』をアニメ化した劇場版『呪術廻戦0』では夏油の離反に対して朗らかに怒りと呆れを見せる描写があったりと、人間らしい感情を持っていない訳ではない。
公式ノベライズでは、仕事終わりに五条と後輩の伊地知潔高の3人で飲みに行く様子が描かれている。
なお、高専時代はショートカットで、目の下に隈はなかった。隈ができたのは反転術式持ちの希少さから派手なケガ人が年中運ばれてくるので忙しく、疲れが絶えないため。
↓高専時代の家入
TVアニメ第2期「懐玉・玉折」では、高専時代の家入も描かれ、現代よりも溌剌とした笑顔を見せたり、五条や夏油や後輩たちとつるんで放課後に遊んでいる姿が見られた。
高専卒業後に医師免許を(ズルして)二年で取得したらしい。
人物
「実はお前らどっちかの事を愛してた なんてことは天地がひっくり返ってもないけどさ」
「私がいたろ」
「何が独りだ馬鹿野郎」
学生時代の五条と夏油に対しクズ共と言ったりする描写があったり、闇墜ち後の夏油に「犯罪者じゃん 何か用?」と至って冷静に対応していたため、仲間意識が低いのではないかと思われる場面が見て取れたが、その実、彼らとの青春は家入にとって宝物であり、五条にも親友だった夏油を失った経験から「誰も一人にさせない」という想いを抱える彼に自分がいるということを解って欲しかった様子が上記から窺える。
また、真人の術式により改造された人間を殺してしまった虎杖に対し「君がやったんじゃない」と叱咤激励してあげていた。
この事から、家入は普段は中立的で感情的にならないクールかつ大人の雰囲気を持っている女性という印象だが、本質的には人情深く優しい性格であると言える。
能力
反転術式
本来「負のエネルギー」である呪力を掛け合わせることで「正のエネルギー」を生み出す高等な呪力操作。この「正のエネルギー」によって、人間を治癒することができる。
反転術式の使い手は貴重で、さらに他人の治癒を出来る使い手は高専に於いても希少な人材であるが、硝子は学生時代から使いこなすことができた。(なお、現時点で反転術式で他者を治療することができるのは彼女を除けば乙骨憂太と両面宿儺のみ)