「成程、それがお前の心の支えか」
詳細
第1話において仮面ライダーウィザードが最初に戦ったファントム(仮面ライダーウィザード)。
巨大な火球を放つ遠距離戦も出来るが、基本は頭部の角による突進攻撃や武器の斧・ブルアックスを振り回す接近戦を得意としている。
幹部ファントムからゲートを絶望させて新たなファントムを誕生させるよう命令を受け、どこかの工場でグールと戦っている大門凛子達警官隊の前に出現した。凛子達を追い詰めるもウィザードと戦闘になり、左の角を折られた上にグールを全滅させられて撤退する。その後幹部ファントム(主にユウゴ)から叱責を受けて再び活動を開始する。
幹部には忠実だが、性格は外道そのもの。
外見
青い体色で2本の巨大な角を頭部に持つ牛モチーフの怪人。しかし劇中では左の角が冒頭で折られて破損した状態で映っている事が多かった。
身の丈程の長い柄をした斧・ブルアックスを武器に持つ。
本当に余談になるが、カラーリングが前作における主役ライダーの最終形態とほぼ同じである。また、人間態の方が怪人態よりも長身。
関連タグ
仮面ライダーウィザード ファントム(仮面ライダーウィザード) ミノタウロス
正体
第1話のネタバレを含む為、記事の閲覧には注意
宿主は大門凛子の先輩・網野刑事。ミノタウロスが片角を破損した状態で撤退した後、網野が頭を負傷し包帯を巻いていた事でコヨミに正体を気付かれた(他にもミノタウロス出現時に網野が姿を消している事で伏線は張られている)。凛子に冒頭で襲いかかったのも彼女がゲートであった為。
本物の網野はミノタウロスが網野のアンダーワールドから彼の全てを喰い尽くして現実世界に出現した事で死亡している(その時の状況からミノタウロスもサバトによって誕生した可能性が高い)。
本性を露わにしてファントムに戻る時の台詞は
「網野は絶望して死んだ。俺というファントムを産み出してな」
正体を凛子に明かした後、彼女の父親の写真が入ったペンダントを踏み潰して絶望に追い込み、凛子のアンダーワールドに新たなファントム・ジャバウォックを誕生させる。
その後ウィザードと再戦になるも、ウィザソードガンにブルアックスを破壊され、突進攻撃もランドスタイルのディフェンドによって動きを拘束、ハリケーンスタイルの連続切りを受けた挙句、最期はフレイムスタイルのキックストライクを喰らい爆散した。
ジャバウォックも現実世界に出現する前に凛子のアンダーワールドに進入したウィザードとウィザードラゴンによって倒され、凛子のファントム化は阻止された。
