解説
『MOTHER3』の舞台となる島。
森、火山、雪山、砂漠など様々なエリアが存在する。
場所
島で唯一存在する小さな村。通貨を用いずに物のやり取りをし、森の動物たちと共生するなど、人々が牧歌的な生活を送っている。
しかし、3年後にはブタマスク達がもたらした文化によって村が近代化されていく事になる。
- オオウロコ海岸
「タツマイリ村」の西側にある海岸。第3章『あやしい行書人』まではハトが沢山居るだけの海岸だったが、第4章『チチブーの劇場』以降は若者が多く集まる観光ビーチになっている。
N64版では「オオウロコ村」という名前があり、「タツマイリ村」から独立した村という設定だった。
- クロスロード
森の入り口で、「ミソシレ墓場」の前にある十字路。物語の序盤ではリダの鐘突き台があったが、3年後には撤去された。
- ミソシレ墓場
ニッポリートが墓守を務めている墓場で、見晴らしの良い丘の上には一基の墓がある。第2章『泥棒アドベンチャー』序盤では、ダスターが訪れた際に丘の下でゾンビが出没するようになっている。
- オソヘ城
「タツマイリ村」の北にある古びた城。かつて、オソヘ王とセナカ皇后が治めていたが現在は行方不明となっており、代わりにオバケ達が住み着いている。
「ハミングバードのタマゴ」とマジプシーの1人・エオリアの守るハリがある。
- オールドマンズパラダイス
3年後、ドロボー親子の家があった場所に新しくできた老人ホーム。ヨクバによって住む場所を奪われたウエスやアレック、マイクが住んでいるが、肝心の内装はボロボロで、雨漏りがある・床に穴が開いている・走ると床が軋むなど杜撰な造りとなっている。
- タツマイリ駅
3年後、「タツマイリ村」の「クロスロード」中央部に作られた駅。かつて封鎖されていた道に線路が敷かれ、人々の仕事場である「コーバ」へ通じている。
- テリの森
「タツマイリ村」の北西にある森。3年後には"おもしろ動物保護区"と呼ばれ、ブタマスク達が創り出したキマイラだらけの森と化す。
N64版では「キマイラの森」という名前だった。
- オリシモ山
アレックの家とマジプシーの1人・エオリアの家がある切り立った大きな山。「タツマイリ村」から「テリの森」を抜けた先にある。
- ドラゴ台地
ドラゴの生息地。エオリアの家の裏の洞窟から行ける。
- アレックの家
アレックのログハウス。プロローグではヒナワ、リュカ、クラウスの3人が遊びに来ていた。
しかし、3年後には雷に打たれた事で崩壊しておりブタマスク達がそこで新たに展望台を建設する計画を立てていたが、最終的には実現しなかった。
- デス砂漠
第3章『あやしい行商人』の序盤で登場する砂漠。何処かの建物から「カマキュラ地下道」を通って「ハイウェイ」や「ミソシレ墓場」に行ける。
- コーバ
「タツマイリ村」から東にある住民達の作業場。電車で行くのが一般的だが、線路上を歩いて行く者もいる。
昼間には土を掘る作業を行い、夜にはここで貰ったチケットでクラブハウス「クラブ・チチブー」へ行くのが彼らの日課となっている。一方、土を掘る作業の殆どはネンドじんが行う為、住民は調子の悪くなった彼らのサポートをしている。
- ムラサキの森
「コーバ」から北側に広がる森。ここに建てられたロープウェイに乗って「クラブ・チチブー」へ向かう事が出来る。
また、マジプシーの1人・ドリアが針を守っている場所でもある。
森の中にある「カエリベの滝」の奥にはモグラが3年かけて掘った穴がいくつも開いていて、非常に複雑になっている。イカヅチタワー崩壊後には、そこにオケラ達が「オケラホール」を作った。
- クラブ・チチブー
人気バンドグループ「D.C.M.C.」のライブが行われるクラブハウス。未成年者やペット連れは入店出来ないだけでなく、ここで勤務するウェイトレスは語尾に必ず"うっふん"と付ける謎の決まりがある。
また、屋根裏の一角にはネズミの老夫婦が住んでいる。
- キマイラ研究所
「ムラサキの森」にある施設で、キマイラの開発を行っている。不気味なモニュメントや標本が数多く陳列しており、資料室の中には前作に登場した本も置いてある。
地下にはきゅうきょくキマイラが居るが、サルでも開けられるようなオリに入れられている。
- ハイウェイ
「ムラサキの森」の奥にある巨大な高速道路。「カマキュラ地下道」とも繋がっている。
キマイラやロボットがうろうろしている上にバナナの皮が捨てられており、ブタマスク達にとっても危険な場所となっている。また、乗り物の充電エリアやパーキングエリアもある。
- イカヅチタワー
「クラブ・チチブー」からよく見える巨大な塔で、「ハイウェイ」の先にある。人工的に雷を発生させる事が可能で、ブタマスクに逆らう者達の家に雷を落としている。
なお電力源はナマズで、彼らに脅迫される事で電気を生み出している。
- ひまわりの高原
第6章『ひまわりの高原』で、リュカとボニーが「イカヅチタワー」から落ちた先に辿り着いた場所。一面にひまわりが咲き誇っており、そこで彼らを待っていたのは......。
- オケラホール
「ムラサキの森」の奥、「カエリベの滝」にあるオケラにより掘られた地下居住地。穴を掘られた事で付近のモグラ達は立腹している。
マップ上では非常に複雑な構造になっている。
- シログネ山
「オケラホール」を抜けた先にある雪山で、モンスターだけでなくウサギも住んでいる。また、マジプシーの1人・リディアがハリを守っている。
「ハイウェイ」のトンネルを抜けた先にある谷で、村ではどせいさん達が住んでいる。北側には「ゴマフ火山」に繋がる道もある。
- ゴマフ火山
「どせいだに」から北側にある火山。塞ぎ込んでいたり、調べる事で決まった方向に勝手に動く不思議な岩がある。
マジプシーの1人・フリギアがハリを守っている。
- 海底ダンジョン
「タネヒネリ島」へ通じる唯一のダンジョン。海底の所々に置かれているさんそほきゅうマシンを使って進んでいく。
一方、酸素が無くなると「オオウロコ海岸」まで戻される。
- チュピチュピョイ神殿
「オリシモ山」の先にある「アウサケキ峠」を抜けた先にある神殿。時を止められたツタにより入り口が塞がれている。
マジプシーの1人・イオニアが針を守っている。
「タツマイリ村」の多くの住民が憧れるトカイ。派手さと幼稚さが混在したような街で、様々な施設や「キングのぞう」などがある。
- エンパイアポーキービル
「ニューポークシティ」にある100階建ての超高層ビルで、本作のラストダンジョン。ビル内にはライブホールやプール、トイレだらけの階層などだけでなく、建設中の階層もある。