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蘆屋道満(牙狼)の編集履歴

2024-07-18 19:32:08 バージョン

蘆屋道満(牙狼)

がろのあしやどうまん

アニメ版牙狼第2作目「牙狼 紅蓮ノ月」の登場人物にして本作のラスボス。

CV:関智一

概要

第1話の終盤に突如雷吼達の前に姿を現した謎の魔戒法師

外見は顔中に傷を負った不気味な男で、その気は邪悪に染まり、その心は「闇」を愛し、「光」に対する憎悪で満ち溢れている。そのため、星明からは「火羅よりも性質が悪い」と断言している。

迎門(ゲート)を自ら創り出して現世に火羅を召還する術を操る。


過去

道満が「この世の全ての光を闇で喰らい、闇そのものを求める」ことに執着している理由――それは自らの出生の経緯にあった。

光宮を治める藤原道長とは生き別れの双子であるため道長同様に藤原南家の生まれだったが、両親は道長だけを手元に残し、道満は顔に無数の傷をつけ布で包み桶に乗せて川に流すという形で涙を流し悔やみながらも捨ててしまった(平安時代日本において、双子は「忌み子」「犬腹」「畜生腹」とされており、双子の内の一人は殺されるか里子に出されていた)。

その後、先代の蘆屋道満であった道摩法師に拾われ彼の弟子となり蘆屋道満の名を授かり、光を憎み闇を自分のものにすべく術を磨く。

嶐鑼(ルドラ)復活を目論む道摩法師の様々な策に協力するが、やがて嶐鑼を自分のものとしようと企む。

道摩法師がそれを止めようとすると、「求める闇が違う」とし、道摩法師を殺害した。



結末

嶐鑼が星明から彼女の祖父の晴明に乗り移ると彼を誘拐し嶐鑼を復活させ、嶐鑼と一体化して平安の都で破壊の限りを尽くす。

彼の持つ凄まじい陰我が迎門となり、そこから火羅を無数に呼び込むことで嶐鑼に脅威的な再生能力を与えるが、心滅を克服し『翼人』へ進化した牙狼・陣に陰我を一閃され、道満と嶐鑼は分離されてしまう。


十二の神言を思い出した赫夜と星明により嶐鑼は再封印されたが、道満は自ら求めた闇が正しいことを証明するために雷吼に最後の戦いを挑むが一閃される。

そして、力尽きていく中で闇を求める全てのきっかけになった顔面の傷を星明により癒されながら、今まで感じることができなかった光の温かさを星明の傍で感じながら消滅して逝った……。


道長と雷吼の対談の際、雷吼は「己の欲望のためにあらゆるものを駒のように扱って犠牲にする道長と道満はよく似ている」と言った。

これに対して、道長は両者が捨て子であるということを見抜いている上で雷吼と道満はよく似ているとした。


余談

  • 担当声優の関智一氏は、道満を「(星明を)堂々と待ち構えている自信と器の大きさに男を感じた」と評する一方で、「難しいセリフが多いから覚えていられない」とも評している。
  • 関氏はアニメ牙狼第3作目『VANISHING LINE』において、主人公ソードを演じている。但し、彼は道満とは真逆の正義感に満ちた善人にしてタフガイである。

関連タグ

牙狼 紅蓮ノ月

藤原道長(牙狼) 道摩法師

ラスボス 双子 哀しき悪役


関連人物

蘆屋道満:モチーフとなった人物。

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