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ライド迷言集の編集履歴

2024-08-05 23:12:58 バージョン

ライド迷言集

らいどめいげんしゅう

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第48話におけるライド・マッスの迷言の数々。

概要

数あるガンダムシリーズの中でも屈指のネタエピソードとなった『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第48話『約束』。

その理由は何と言っても、鉄華団団長・オルガ・イツカ唐突な死亡シーンではあるが、それ以前に本エピソードのネタ化を更に助長させた人物がいた。



それが本編において、オルガ死亡の一因にもなった団員・ライド・マッスである。



ここでは鉄血のオルフェンズ第48話において、ライドが口実した迷言の数々を紹介する。


迷言集

①「なんか静かですね~」


ライドがオルガと共にアドモス商会から外に出ようとした直前、オルガとのやり取りにおいて最初に出たのがこれ。

まさに「嵐の前の静けさ」とも言える(不自然なまでに)盛大な不幸フラグである。その為、一連のセリフはしばしば「詠唱」と比喩される事が多い。まさかこの後で本当に悲劇が起きる事になろうとは…。



②「みんな助かるし、タカキも頑張ってたし!俺も頑張らないと!」


同じく、オルガとのやり取りのシーンにおける台詞。オルガの死亡シーン直前の詠唱の中でも、最も有名なフレーズの一つである。

タカキを休めない男として認知させた罪深いセリフであり、一部のファンからは「タカキ、お前はもう休め」と口ずさんだ人が相次いだ。


ただし、これはタカキがラディーチェの一件を機に鉄華団をやめた後、蒔苗東護ノ介のもとで働いていたことを知り、「自分も頑張らなくては」という意気込みのセリフであり、決してタカキが社畜というわけではないので誤解しないように(因みにこの時の「タカキ!?お前何やってんだよ!?」のセリフもそこそこ有名らしい)。


寧ろ第1期ではライドとタカキのコンビが印象的だったのに対し、2期ではこの2人は一切共演しなかった為、「久しぶりに2人の関係が見られて良かった」と喜んだ人もいただろう。



③「団長…? 何やってんだよ!? 団長!!」


アドモス商会を出た直後、ノブリス・ゴルドンが差し向けた殺し屋達から銃撃を受けた際、オルガが自分を庇って銃弾を受け続けた際の台詞。

「団員を守るのが団長としての務め」として考えれば、一見オルガの行動は正しい様に見えるが、劇中を冷静に観てみると、「オルガの運動神経があれば銃弾を受ける前に建物の中にライドを連れて回避する事もできたのではないか?」「そもそも銃弾は貫通するものだから、ライドの盾になったとしても無意味なのでは?」とツッコミを入れるファンも少なくない。こう考えると完全にオルガの行動は愚行であり、ライドでなくとも「何やってんだよ!?」と言いたくなる人もいるだろう。


いずれにせよ、オルガはライドを庇った事で全身血まみれとなり、最後にあの言葉を残して息絶えたのだった。

因みにオルガはアドモス商会に行く前に三日月から彼の愛銃を借りており、それでノブリスの部下達に対し反撃に使ったのだが、後にその銃は三日月の元に戻ることなく、ライドによって皮肉な形で使用される事となる(詳しくは後述)。


その後のライド

オルガの自己犠牲によって命を拾われたライドではあったが、その後もギャラルホルンによる鉄華団への襲撃予告時刻を伝えたり、逃げ遅れた団員達の救出に向かうなど、団員としての務めは最後まで果たしたものの(実際、ライドが最初に救出したメリビットも「あなたが情報を届けてくれなかったら、私達はここにいなかった。あなたは立派に仕事を果たしたわ」と涙ぐんでいた彼を慰めている)、オルガを死なせてしまった自責の念は癒えず、その数年後、ノブリスが火星へ戻ったとの情報を聞きつけ、幾人かの元団員の仲間と失踪してしまう(最終話のBパート冒頭において、鉄華団の墓前の前に立っていたのはライドである)。


そして便所の中に入ったノブリスに対し(因みにライドは発砲する直前に「オルガ・イツカを覚えていますか?」と問うが、当のノブリスはすでにオルガを忘れてしまっていた)、奇しくもオルガが自分を救う為に使用した三日月の銃でトイレの個室のドア越しに射殺。報復を果たしたのだった。

それでも仇を討った彼の顔には晴れやかさは微塵もなく、ただ苦々しくやりきれない表情を浮かべただけで、その後は周囲のノブリスの部下を片付けた仲間と共に、何処へと去って行った。


尚、彼の存在は「生き残った鉄華団員たち全員が過去を割り切って、新しい生活を送っているわけではない」と言う、生き延びた者が背負ったものの暗部を端的に表していると言えるが、一方で視聴者の中には「仲間を生かす為に行動して死んだオルガや、憎しみに捕らわれず前に進んでいく事を決意したクーデリア、そして生き残った鉄華団の団員達の想いを完全に無駄にしている独善的な行為」と批判的に捉える意見も少なくない(実際、オルガが命を落す根本的な原因となったのは彼に革命を唆したマクギリスであり、そもそも「革命」と言う名の犯罪に加担した以上、オルガや自分達が誰から命を狙われても自業自得とも言えるため、これもライドの行為に賛否が分かれる一因にもなっている)。


いずれにせよ、「団員を守るのが団長である俺の務め」と称して身を挺してライドを庇い、自らの命と引き換えに彼の命を救ったものの、同時にライドの心に大きな影を落としてしまったオルガ。そしてライドに至っても、元から団員の中でも影が濃い方ではあったが、奇しくもオルガの死がきっかけで更に知名度が上がってしまったのは何とも皮肉な話である。

果たしてオルガの行動は本当にライドという団員を救ったといえたのだろうか?それとも…。




関連タグ

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ライド・マッス オルガ・イツカ ノブリス・ゴルドン

止まるんじゃねぇぞ… オルガショック

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