概要
手裏剣戦隊ニンニンジャーにおける悪の組織『牙鬼軍団』の幹部である『十六夜九衛門』が探し求めている手裏剣で、その名の通り「世界を終わらせることができる力を秘めている」というとんでもない代物な手裏剣で、これは主人公的存在である天晴等の属する家系『伊賀崎家』が保管しており、彼の目指している称号『ラストニンジャ』にはこれを守る番人のような役目もある。
メイン画像では6人のニンニンジャーのマスクの目の部分と同じ形の装飾が付いたデザインや配色をしているが、これは終わりの手裏剣が使用するための形態である『終極忍シュリケン』に変化したものであり、この状態で忍者一番刀にセット・回転させることで力を発動できる。
本来の形は天晴と風花の父である旋風曰く『雪の結晶のような形をしており、中央に宝石が付いている』とされている。
また、忍びの37で好天が作成したゲーム(の説明書)では『終りの手裏剣』という表記になって先行登場しており、凪が忍者激熱刀にセットして使用した際はゲームの世界では『黄色い斬撃を飛ばす』、現実世界では『二人のキニンジャーの分身が敵を斬りつけた後、本物のキニンジャーがトドメの一閃を喰らわせる【煌き一閃】』と異なっている。
作中での行方
本編序盤で九衛門の口から語られることでその存在が判明し、ニンニンジャー及び九衛門が探し求めていたが、終わりの手裏剣そのものは行方知れずな時期がしばらく続いていた。
そして本編終盤の忍びの46にて行方が判明したが、天晴らの祖父にしてラストニンジャである好天の体内にあり、彼を延命させる生命維持装置として機能していたという衝撃の事実が明かされた。
しかし同話で牙鬼軍団首領である牙鬼幻月の隠し子(リンク先はネタバレにつき注意)によって抜き取られて奪われてしまい、好天は消滅してしまう。
その後は、忍びの最終章にて天晴達によって奪還され、天晴達は「終わりの手裏剣のない世界に変える」という願いのために使用し、その願いを叶えたことで消滅したのだった……