概要
初登場は『ドラゴンクエストⅡ』。全身包帯まみれのアンデッド系のモンスター。『ドラゴンクエストⅡ』と『ドラゴンクエストⅢ』では通常攻撃しか使ってこなかったが、『ドラゴンクエストⅧ』では「呪いの玉」という特殊攻撃を取得。この攻撃を受けると主人公以外の仲間を1ターン行動不能にしてくる。
アンデッド系モンスターながらも判断力は高いようで、『ドラゴンクエストⅨ』ではダメージが与えられないと判断すると逃げ出す。
『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズでも『ジョーカー1』以降は、メスが生まれることもあるためか(『テリーのワンダーランド3D』以降は特定のアイテムを使わない限り必ずオスになる)、「女性もミイラ男と名乗るのを強制されるのはおかしい!」ということでミイラ界ではミイラ女性による改名運動が起きているらしい。
実は綺麗好きで取り換え用の包帯を持ち歩いているとか。
『ジョーカー1』ではゾンビ系のEランクとして登場。サンドロ島ダンジョンに出現する野生個体をスカウトできる。特性「ジャミング」で攻略を楽にしてくれるスキッパーに位階配合でステップアップできる上に、自身のステータスも物理がそれなりに優秀でスキル「アンデッド」で「かぶとわり」や「ねむりこうげき」を楽に覚える(そしてボスも軒並み状態異常・妨害系への耐性がザルである)ため、通常の攻略では狙い目である。
『星のドラゴンクエスト』ではヒュンケル(魔王級のみ)のお供として2体で出現し、ふしょくえきや猛毒攻撃など厄介な攻撃でサポートをする。
ミイラおとこ系のモンスター
- マミー
はるか昔、死んだ王のため生きたままミイラにされ墓に埋められた死者達が怨念で蘇ったモンスター。生きるものに対して激しい妬みを持つ。
『ドラゴンクエストⅡ』と『ドラゴンクエストⅧ』では眠り攻撃を仕掛けてくることがあったが、『ドラゴンクエストⅢ』では「つうこんのいちげき」を繰り出したり、くさったしたいを呼び出してきたりしてくる。
また、『ドラゴンクエストⅨ』では「身の毛もよだつ攻撃」というロストアタックに似た攻撃をしてくる。包帯の色は薄紫色で口の色は青色だが、包帯の色はミイラおとこと混同されることが多い。
- ブラッドマミー
『ドラゴンクエストⅧ』で初登場した血まみれの真っ赤なミイラ。
『ドラゴンクエストⅧ』では「呪いの玉」を使ってくる。
『ドラゴンクエストⅨ』では「身の毛もよだつ攻撃」を使ってくる。
- 悪鬼丸
頭に丁髷をつけた水色のミイラおとこ。生前は非道の限りを尽くす悪鬼のような野武士で、今もこりずに人を呪って悪逆非道にすごしている。眠り攻撃に加え、「ドルマドン」や「のろい」を使ってくる。しかしステータスは下位種のミイラ男にもはるかに劣っている。武士道とは死ぬことと見つけたりと言うがこいつは不死道とは死なぬことと見つけたりとうそぶいている。
- リボン男
3DS版『ドラゴンクエストⅧ』に登場した、包帯の代わりにピンクのリボンを全身に巻いているミイラ男。写真クエストの攻略に必要なモンスターで、ミイラ男を30匹倒すことで川沿いの教会の北側に低確率で出現する。通常攻撃の他に、眠り攻撃と痛恨の一撃を使用してくる。
- 『スライムもりもりドラゴンクエスト』のマミー
『スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団』に登場するキャラクター。名前は「マミー」だが、配色は「ミイラおとこ」のもの。
ワープしながら移動し、包帯で砲台を作って攻撃してくる。放置すると通路が砲台で埋もれてしまうので厄介である。
『スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団』ではマミー爆弾という地雷を作るようになるが、動きが遅いため、こちらがわざと踏んで離れられると爆発に巻き込まれて自滅する。
一定数を町に送るとふねバトルに参加させられるようになり、横方向の大砲に弾を入れる他、ワープで相手の船に乗り込み、マミー爆弾を設置する。もっとも、やはり動きが遅いのでわざと放置しない限りは早急に排除されるのがオチである。
- ホータイン
『スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団』に登場する大戦車の1つ。マミーを模した大戦車であり、二つ名は「じゅうたいセンシャ」。
二つ名通り、内部の通路が狭くて渋滞が起きる。
敵として登場する際、くさったしたいが乗組員として搭乗している他、聖水などでしか相殺できないオバケだん岩を撃ってくる。
- ドクター・ムー
CV:青山穣
『ドラゴンクエストⅩ いばらの巫女と滅びの神』に登場するNPC。