概要
『朝日新聞』朝刊に1964年12月9日から1965年11月14日まで連載され、1965年に朝日新聞社より刊行された。また、続編となる『続氷点』が1970年5月12日から1971年5月10日まで連載され、1971年に朝日新聞社より刊行された。
大まかなあらすじ
妻・夏枝が逢い引きをしている隙に3歳の娘を殺害された辻口は、夏枝への復讐のために、密かに当の殺人犯の娘・陽子を養女にする……。
ドラマ
1966年
1月23日 - 4月17日、NETテレビで連続ドラマ化。白黒作品。全13話。出演は新珠三千代、内藤洋子、芦田伸介、市原悦子、田村高廣、北村和夫。特別出演で遠藤周作の出演もあった。
平均30%以上の視聴率を記録し、最終回の視聴率が42.7%(ビデオリサーチ・関東地区調べ)という大ヒット作となった。
1971年
※2つあるので両方紹介。
1981年
※2つあるので両方紹介。
2001年
7月12日 - 9月20日、『氷点2001』としてテレビ朝日系列の木曜ドラマ枠で放送。
2006年
テレビ朝日系列でスペシャルドラマとして11月25日・11月26日放送。
海外でのリメイク
台湾では1966年に映画化、1988年にTVドラマが制作された。
韓国では1967年と1981年に映画化。1990年と2004年にTVドラマ化されている。
余談
「笑点」は1966年版の「氷点」のドラマが大ヒットしたことからそのパロディとしてタイトルが付けられた。