概要
1954年1月14日生、東京都出身。本名は石田太郎。NHKアナウンサー・石田武の長男。
早稲田大学商学部入学、在学中に当時ヒッピーで後に市民運動家となった星川まりと最初の結婚をするがほどなく別れている。この時の息子がいしだ壱成である。
やがて演出家を志すようになりアメリカに留学、帰国後大学を中退して劇団で俳優活動を始める。
1979年にNHKドラマ「あめりか物語」でTVデビュー。やがてトレンディドラマの常連俳優としてブレイクし、女優・松原千明と2度目の結婚をし娘で後にモデルとなるすみれを儲ける。
しかし1996年に不倫をマスコミに追求された時の発言から袋叩きに合い、イメージが下落。やがて松原とも離婚する羽目になり、松原に支払う娘の養育費などにも追われ仕事も減り窮地に立たされる。
しかし彼はこれを機に開き直って仕事を選ぶ事をやめ、バラエティ番組へシフト。体を張った仕事や自虐トークなどもこなすようになり再び浮上。近年は昼ドラへの出演も増えている。
この時期に松原に養育費をきちんと支払ったことが後の和解にも繋がったことをすみれがTV番組で公言している。
プロゴルファーの東尾理子(元西武ライオンズ投手・監督の東尾修の一人娘)は3度目の妻で彼女との間にも2児がおり、理子の人徳から前妻の子供達である壱成やすみれとも交流が復活しバラエティ番組で異母兄妹達が共演することも増えている。
素足に革靴スタイルがトレードマークとなっている。自身のラジオ番組のタイトルに「No Socks J Life」と付けているように、石田純一と言えば後記の発言か素足革靴どちらかのイメージが浮かぶ人が多いだろう。
「ちゃんとした革靴は人工皮革と違って呼吸するので、思ったほど蒸れて臭くなったりしない」と言われるが、高温多湿の日本という国では中々苦労が多いスタイルだと思われる。そもそも発祥の地である欧米でも、革靴文化と水虫は長いお友達だと言うのは言わないでおこう。
「不倫は文化」発言の嘘
彼のイメージを失墜させた発言として、「不倫は文化」発言がよく挙げられ、彼はマスコミ・メディアから大バッシングを受けて袋叩きに合い、殆どの仕事を失って住んでいたマンションまで売り払うこととなってしまった。
しかし、実は彼はそんな発言はしておらず、不倫交際を記者に非難された際に「文化や芸術といったものが不倫から生まれることもある」と軽口で反論したものを、前述のようにマスコミ・メディアが偏向報道したことにより大騒動になってしまったのである。また「恋愛は文化であり、その中には良い文化も悪い文化もある」と言う言葉に「不倫も文化ですか?」と返したのは他ならぬインタビュアー自身。
(この件は、とある番組で石田本人がそれを報じた当時の記者を問い詰めているが、結果として開き直られている。)
当たり前の事だが、「文化や芸術といったものが不倫から生まれることもある」と「不倫は文化」とでは全く意味が違う言葉であり、悪意ある曲解報道である。
都知事選出馬へ
2016年の都知事選では「野党統一候補」の条件付きながら出馬を表明していたが、妻の理子のみならず、レギュラー出演している番組制作サイドやCM契約している企業への根回しを十分にしないままでの出馬宣言であり、野党からの支持も目論み通りに得られなかったことからわずか3日で出馬を断念した。
妻の理子も出馬を歓迎しない旨をブログで表明。
その結果、マニフェストに護憲を掲げ「戦争は文化ではありません!」と叫び、勇んで出張っていったにもかかわらず世間ではピエロ扱いされてしまい、CM契約等の自身の仕事も打ちきり・キャンセルが相次ぐ事態になり、不倫報道以来のピンチを自ら招く結果となった。
騒動が終息するまでの間、愛車を売り渡さざるを得ないほど逼迫した石田家の家計は理子女史の手で支えられていたと後に石田本人が明かしており、今の妻にはなおさら頭が上がらなくなった御様子。
COVID-19への感染
2020年、COVID-19の世界的大流行の煽りを受け多数の芸能人が感染した中、感染者の一人となった。
自らの事業の関係で沖縄に渡った際、仕事の打ち合わせ後に現地でゴルフを行った直後に体調が悪化、東京に戻った後陽性と診断された。