「何を驚いている。お前の好きな襲撃だよ。」
「元凶が簡単に死ねると思うんじゃねぇぞ。」
流川「火薬をいい感じに小分けします!」
「鼻詰まり知らずになってみるか?」
水谷「わぁあああ!なにしてんだぁああ!」
流川「痛いだろ、バーカ!」
「喚くな。目の前で親を殺された幼子の痛みの1兆分の1以下だ。」
水谷「あのメスガキ生きてやがったのかぁ!非国民の子なんて殴り殺せばよかったぁ!お前も死刑!正義のヒーローの鼻を爆破した罪だ!」
「阿呆が。お前が何で裁く側なんだよ。」
「まさにケツに火がついた。これは痺れるだろう。」
「消して欲しかったら、日本をより良くする制作を言ってみろ。」
「今まで数多くの議員を悪と断じてきたのだ。当然、代案はあるよな?」
水谷「み……みんなに1億配るって言うのはどうですか?!」
「その財源は何処にあんだ、コラ。テメエが出すのか?」
水谷「そんなお金……無いです。」
「汚ねえな、コラ。」
「壮絶に死ぬ前に、よく聞いとけよ、クソ野郎。」
「生活保護ってのは誰もが困った時に助け合う優しい社会の産物だ。救われた人が立ち直る為に、もしくは本当の弱者の為にあるんだ。怠け者の為にあるんじゃねぇんだよ。」
「社会の善意を悪用しておいて、何がヒーローだ、寄生虫が。」
「次はテメエの尿道に大好きな爆弾を突っ込んでやる。喜んで吹き飛べ。」
標的
政治家に対して歪んだ嫉妬心を抱いてる上に生活保護を不正受給している挙句、幼子である依頼人の真希の目の前で両親を爆殺したゴミクズニートにしてテロ集団「スカル」のリーダー「水谷正義」に執行。
概要
これまでも行われた爆殺刑のマイナーチェンジ版。
超火力の爆弾で即座に消滅させるのでは無く、小さな爆竹を何本も使ってジワジワと罪人の体を吹き飛ばしていく。爆竹には導火線が付けられており、ゆっくりと火が上がっていく様を見せつけて恐怖を倍増させる。
経過
今回の登場人物
- 水谷正義(みずたに せいぎ)
今回の断罪対象。働くのを嫌うニートであり、生活保護を受けて暮らしている(恐らく不正受給している可能性がある)。政治家に対して歪んだ嫉妬を抱いており、ネット掲示板で同志を集めてテロ集団「スカル」を結成し、手製爆弾で政治家を殺害している。
真希の父親に対して自分達を強制労働させようとしていると勘違いし、力石一家を誘拐し、真希の両親を爆殺した。
最終的には伊集院による爆弾の拷問で体の部位を吹き飛ばされ、汚い花火となった。
- スカルのメンバー
水谷と同じく、働くのを嫌い、政治家に対して歪んだ嫉妬を持っている。緑髪の男と金髪の男は力石一家を誘拐し、真希に大量の爆弾を仕掛けた。
鈴蘭と接触した際、緑髪の男が「ブラジャーがほしい」と言った際、彼女が投げたブラジャーに見とれている隙に鉛玉を食らい地獄に落ちた。
- 力石真希(りきいし まき)
今回の依頼人。困っている人を助ける優しい性格。
水谷達に誘拐され、目の前で両親を殺害された。
大量の爆弾を仕掛けられるが、父から貰ったチョーカーのGPSの電波が爆弾の信号を遮った事や助けに来た流川によって無事に脱出。
伊集院によって首輪は外され、伊集院に両親の敵討ちを依頼した。
依頼完了後、祖父母に引き取られた。
- 真希の両親
今回の被害者。父親は県議会議員であり、公共事業増加による雇用の拡大を目指している。
夜中に水谷達に誘拐され、雇用の拡大を口にするが、水谷達には届かず、首輪の爆弾によって首を吹き飛ばされて死亡。母・美智子も娘だけは見逃すよう頼もうとした際、首輪の爆弾によって首を吹き飛ばされて死亡した。
暗殺組織エルペタスの女アサシン。祇園織文の養女・祇園彩綾の面倒を見ている。
力石一家とは顔見知りであり、敵を討つ為に伊集院達と会い、水谷の情報を教えた。伊集院の実力を試そうとハニートラップを仕掛けるが、見抜かれてしまい失敗。
スカルのアジトでは下着によるハニートラップでスカルのメンバーを全員射殺した。
祇園織文の養女。
余談
伊集院が依頼人に「本当に復讐をしたいか?」「罪の片棒を背負う覚悟はあるか?」という問いをかけた回は何度かあったが、幼女の依頼人相手に問いかけたのはこれが初である。
真希が気が付いた早々取り乱したとき、流川は彼女を抱きしめたがおそらく彼女の姿に妹のエミリを重ねたのだと思われる。
鈴蘭は主に彩綾の面倒や諜報を行っており、お手玉10個をジャグリングしたり、標的にGPSを仕掛けるといった活躍をしているが、暗殺をするのはこの回が初。
真希が彩綾の落とした人形を渡すシーンがあるが、その人形は彩綾の誕生日にオリオンから貰ったプレゼントである。
関連タグ
外道の縦スライス→汚い花火→[[]]
伊集院茂夫による糞尿拷問の満漢全席:彩綾が登場した回。
伊集院茂夫による十字架串刺し刑と突き落とし、伊集院茂夫による強酸浣腸と氷室による臓器摘出:「少女が依頼人であり、内容は両親の敵討ち」「依頼完了後、依頼人が祖父母に引き取られる」という共通点がある。なお、前者には三門一郎太がゲスト出演しており、「鈴蘭は一郎太の妹ではないのか」という説がある。
日滅軍:松村美津留率いる極左組織であり、政治家を敵視し、爆弾でテロを起こしている(こちらは議員やその娘は一命を取り留めたが、議員の妻を含む7人が亡くなっている)。最終的に日滅軍のメンバーは天羽組の武闘派達に殺害され、松村も飯豊に殺害された事で壊滅した。