狂死郎一家

きょうしろういっか

「狂死郎一家」とは漫画『ONEPIECE』に登場するヤクザの一家である。

概要

ワノ国、花の都の裏社会を取り仕切るヤクザ一家。総勢は約200名いる。百獣海賊団との繋がりも深く、都の者からは恐れられている。遊郭の経営も行っており、ワノ国一の美女とされる小紫を擁している。

狂死郎一家の親分。黒炭家御用達両替屋であり、オロチに仕える侍。しかし、その正体は赤鞘九人男の一人、傳ジロー。

シマ(花の都)で一家の許可なくそば屋を出していたサンジのところに現れ、場所代を払うよう強要する。彼ら曰く何かあった時に店を守ってあげられないから。サンジが「いらねェよおれァ強ェから」と拒否するとじゃあ店を守ってみろと言って狼藉を働くが食べ物を粗末にしたことでサンジの怒りを買ってしまった。

真ん中にいる男であり、3人組のリーダー的存在。サンジに顔面を蹴られ、落ちたそばを無理矢理食わされた。

右にいる大男。おトコが食べていたそばを叩き落とした。フランキーの相手を掴んで建物の上から飛び降りる技「スープレックス」によって頭から地面に落ちて気絶した。

左にいる細身の男。横入りしていたので列に並んでいた女性客に注意されたが「じゃかァしゃい！！！」と怒鳴り返した。2人が撃破されると「覚えてやがれ！！」と逃げ出し、その事を狂死郎に報告した。その後クイーンによって刺客が送られる。

なお、ONEPIECEにはもう1人、同名のキャラクターがいるが全くの無関係じゃ。

「スケさんカクさん」で気づいた人もいるかもしれないがこの2人の元ネタは時代劇『水戸黄門』の登場人物、「助さん格さん」(佐々木助三郎と渥美格之進)である。

クニさんに関してはおそらく、主人公の「徳川光圀」から来てると思われる。

元ネタとなった彼らとは対照的に、狂死郎側は悪役になってしまっている。

なお、狂死郎一家は後に光月側に寝返ることになるが、この3人がその後どうなったのかはわからない。