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渥美格之進

あつみかくのしん

渥美格之進とは、時代劇『水戸黄門』の登場人物。本項目では主にTBSドラマ『水戸黄門』における当人物について説明する。
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TBSドラマ『水戸黄門』における渥美格之進編集


演者編集

初代:横内正(1-8部)

二代目:大和田伸也(9-13部)

三代目:伊吹吾郎(※メイン画像の人物)(14-28部)

四代目:山田純大(29-31部)

五代目:合田雅吏(32部-41部、2015年スペシャル)

六代目:的場浩司(42-43部、最終回スペシャル)

七代目:荒井敦史(BS-TBS版)


人物像編集

水戸光圀(徳川光圀)の側近。

光圀や仲間達からは「格さんかくさん)」と呼ばれている。


助さんとは対照的に硬派で実直であり、御老公御一行の中では委員長的存在として、酔狂が過ぎる御老公や、女好きで軽薄な助さん、食いしん坊なトラブルメーカーの八兵衛といったクセの強い周囲に絶えず振り回される苦労人

光圀曰く「見た目の通りガチガチの頑固者」、八兵衛曰く「堅物格さん」。

その為、融通の利かなさが仇となって、御老公や助さんと意見が合わずに衝突してしまう事もしばしば。


ちなみに、武士の身分上では格さんよりも助さんの方が上役であり、御老公一行の中で(町人である八兵衛や隠密である弥七達を除いて)一番下の身分である為、旅先における旅費の為替の受け取りや日誌の記帳といった雑務や財布、印籠といった貴重品の管理等は、基本的に格さんの仕事である(特に合田雅吏が演じる五代目格さんはよく日誌を書いてるシーンが挿入されている)。ちなみに為替両替は助さんと交代で行う事もある。


初代の横内格さんには幼少時に父親が悪人に謀殺されて光圀に育てられたという主人公っぽい設定があり、助さんよりも御老公に近い忠臣という印象が目立っていた。

ちなみに初代の頃は妻子持ちで息子の名前は格太郎であるが、二代目以降は基本独身。

しかし、的場浩司演じる六代目格さんは最終回スペシャルにおいて、妻 深雪や長女 さえ、長男 平太郎(更に妻は第三子を身籠っている)の妻子持ちとなっている(因みにこの時、初代の横内正が、深雪の父で格さんの舅である安積厳兵衛を演じていた)。


悪人共に印籠を見せ付けるシーンでは向かって右に立ち、懐から印籠を出す役目。

光圀役の演者達がそれぞれ『笑い声』を試行錯誤した様に、格さんの歴代演者達はそれぞれ『印籠の見せ方、持ち方』を試行錯誤する事となったといい、特に合田雅吏はかっこよく見せる為に鏡の前で延々とポーズの試案をしていたとの事。


能力編集

腕っ節がめっぽう強く、殺陣のシーンではそれを活かし、素手空手柔術を駆使して闘う事が多い。勿論、剣術の腕も『剣豪』に扮して悪党一味に潜入できるだけの腕前を持っている。

また、刀剣だけでなく槍、薙刀、角棒、六尺棒、金棒、火縄銃といった一通りの武器を使いこなせる為、大殺陣の際には敵から奪い取ったそれらを用いた戦法を披露する事もある。

また、あるシーズンでは、敵陣に用心棒として潜入する為に武芸の腕前を披露する場において、剣術を得意手とする助さんに対して、槍を駆使して挑み、互角の戦いを見せた事もあり、武器を用いた武術の中ではが一番の得意手である模様。


大和田伸也演じる二代目格さんまでは体術剣術ともに良く使っていたが、体格の良い伊吹吾郎に変わってから更に見映えのする柔術がクローズアップされた。


またこれ以降は劇中で幾度か「そなたは剣術よりも柔術が一番の得意手であるか」と各地の達人たちに指摘されている他、相撲大会などの格闘技の腕を競う場などでは御老公一行の切り札的存在に立つ事が多くなる。


モデル編集

モデルは実際に光圀に仕えていた水戸藩士・安積澹泊(覚兵衛)。


関連タグ編集

水戸黄門 格さん 佐々木助三郎(助さん)

武士/ 空手 柔術 印籠 この紋所が目に入らぬか!

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