概要
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』から登場した闇属性の呪文。上位呪文に「ドルクマ」、「ドルモーア」、「ドルマドン」が存在する。
「ドルマゲス」の存在から『ドラゴンクエストⅧ』が初出と勘違いしている人も多い。ただ、実際にスピンオフに登場する際はドルマゲスもこの系統の呪文を使用してくるため、話がややこしい。
主として賢者が得意とする呪文となっており、ここにきて『ドラゴンクエストⅢ』であった賢者は元は遊び人である、というネタが活かされる形となった。
意外な話であるが、敵も味方もこの時までは闇魔法は使っていなかったのである。
作品別の解説
ナンバリングタイトル
ナンバリング初登場作品。賢者がLv2になれば習得可能。
ドルマ系呪文は他の魔法よりも暴走しやすいという特徴があり、物理で言えばいわゆる「かいしんのいちげき」が出る魔法という性質がある。
加入時点でロウが習得済み。「ドルクマ」「ドルモーア」はレベルアップで、「ドルマドン」はスキルパネル解放後に習得可能。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
初登場だが、ドルマ系全体がかなり使い勝手の悪い不遇な呪文であった。
「メラ」や「デイン」同様単体攻撃呪文だが、その二つと比べ明らかに耐性持ちのモンスターが多いという残念なポジション。
本作のラストダンジョンで戦うボスのデモンスペーディオやブラックドラゴンはドルマを無効化し、ラスボスであるガルマッゾに至っては吸収され寧ろHPを回復してしまう。
対戦では環境にそもそも全攻撃呪文を無効化するゴールデンスライムが必ずと言っていい程おり、呪文そのものがあまり有効では無い環境であり、その中でわざわざドルマ系統を選ぶ理由は皆無であった。
「ギラ」「メラ」など同様初歩的な呪文だが、それらに比べて若干高い威力を持っており、低いスキルで覚えられるドラキーが即戦力として採用されることが多かった。
今作から耐性の仕様が変わってモンスターの系統ごとにある程度属性耐性が決まるようになり、通用するモンスターが大幅に増えた。
スライム系が弱点とすることが多く、逆に悪魔系の大半のモンスターには効かない。メラと同様相手1体(『ジョーカー3』のみ全対攻撃)。
ドラゴンクエストヒーローズシリーズ
- ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城
ピサロが習得可能。スキルパネルでは「ドルマ」→「ドルモーア」→「ドルマドン」となっており、「ドルクマ」は登場しない。
賢者が習得可能。また、無料アップデートで追加されたピサロももちろん覚えることができる。
賢者のものは「ドルマ」→「ドルクマ」→「ドルマドン」と今度は「ドルモーア」が省かれる形となっている。