川尻浩作(吉良吉影)
きらよしかげがなりかわったかわじりこうさく
概要
川尻浩作に成り代わった状態の吉良吉影のことを指すタグ。pixivで「川尻浩作」とついている作品のほとんどがすでに成り代わった状態を描いており、本タグはその区別のために使用される。
東方仗助らに正体がバレて絶体絶命のピンチに陥った吉良は、自らの左手を切り落として彼らにシアーハートアタックをけしかけ、何とか逃げ仰た。道中で自分と背格好が似ていた川尻浩作を捕まえ、辻彩のシンデレラで川尻浩作と顔を入れ替える。川尻浩作も辻彩もキラークイーンで木っ端微塵に殺害し、仗助達は己の新たな顔を知らないという完璧な成り代わりの下、吉良は何食わぬ顔で川尻浩作として生活し始めた。一方、川尻浩作の妻である川尻しのぶと息子の川尻早人は川尻浩作の異変に気がついていた。特に早人はそれを深く訝しみ、父親の後をつけ、ついに自分の父親が父親でないことを知ってしまう………。
というのが第4部中盤から終盤までの大まかな流れであり、川尻浩作となった吉良吉影の動向である。
余談
生前の本人はほとんど登場しなかったが、劇中で描写された「川尻浩作」の痕跡から彼の人となりが窺える。
例として、年収に見合っていない立派な家(庭付き一戸建て)を借りているのは、男としての見栄の表れとも推測できる。だが現実は、家賃を滞納して大家から「安い給料」と嫌みを言われる始末。家庭でも妻にはなんの期待もされずバカにされ、息子にも「仲がいいわけじゃなかった」と特に関心も持たれていない。出世したさを感じ取った吉良が「気苦労の方が多いのに」と溢したりしたのも無理はない状態だった。
そんな川尻浩作にとっては、出世こそ「うだつの上がらない平凡な男」から脱却する唯一の手段だったのかもしれない。その点では、「手だけの彼女」と「出世するわけでもなく植物のように平穏に暮らしたい」吉良と強く対比して描かれている。
関連タグ
ぼくのパパはパパじゃない ジョジョの奇妙な冒険ラストサバイバー
- オラのとーちゃんはとーちゃんじゃないゾ…中の人ネタ。
- 平行世界から来たディエゴ…同じくゲームにて正確な名称が付けられたボスであり、基本世界のディエゴ・ブランドーを引き継いだ(成り代わった)。