概要
CV.釘宮理恵
6歳(初登場時)で、背中に緑色の紋章がある。いつも緑のネッカチーフ(小物入れを兼ねている)を首に巻いている可愛い青猫。
好きなものは魚、嫌いなものは犬(プルーは平気)。身長は48.6cm。
一人称は「オイラ」で、口癖は「あい」「あいさ」。
翼(エーラ)という魔法を使え、使用時には背中に羽が生えて飛行できる。大人一人ほどは運ぶことができるので、それなりに力持ち。ミラジェーンから教えてもらったので変身魔法も使えるが、あまり上手ではない。
ネコなのに、X778年にナツが拾ってきた卵から生まれた。それまで荒々しかったギルドが、彼が生まれた途端皆が笑顔になったことからナツが「ハッピー」と命名した。
何かと男女を恋愛関係でみる癖がありその際、「どぅぇきてる~」と巻き舌で言いからかっている。育ての親(?)であるナツとは仲が良く、いつも行動を共にしている。家の表札にも「NATSU & HAPPY」などと書いてある程であり、第2部終了後のナツの旅路にも同行していた。
喋り方は可愛らしいが、涼しい顔で言葉の節々に棘のあることを言い、若干毒舌気味のボケをかます。特にナツやルーシィにはやたら辛辣である。
ニルヴァーナ編でシャルルと出会うまで自分以外に「しゃべる猫」の存在を知らなかったようで、シャルルに一目惚れして以降は果敢にアプローチしている。
その正体は、ナツたちの暮らす世界(アースランド)の平行世界「エドラス」から来たエクシードの一人。ハッピーとシャルルを含めて100人いる。滅竜魔導士抹殺計画という名目で6年前にアースランドに送り込まれた。
後にエドラスに渡った際に両親のラッキーとマールと対面するが、2人が実の両親であることには気づいていない。
ハッピーの口癖【あい!】や挙動は父親譲りのものであり、体毛の色は母親譲りの模様。
なお、第1巻と最終巻では見比べた瞬間噴き出すレベルで顔が変わっている。
作者真島ヒロはこの名前を思いついたとき「いくら何でも能天気すぎる」「どんなシリアスな場面でもハッピーと呼ぶのは変だ」と感じていたが、東日本大震災の後にもらったファンレターを読んで自分の作品から勇気づけられた読者がいたことを改めて気づかされ、ハッピーの名を与えたことに間違いなど無かったことを確信したと語っている(『FAIRY TAIL SD』あとがきより)。
公式スピンオフ作品「ハッピーの大冒険」では主人公に大抜擢。
人間のように喋る動物が暮らす異世界で勇者として活躍した。
EDENSZEROに登場するハッピーについては個別記事で参照
余談
『FT』28巻の扉絵にてリーダスが「もしもハッピーとシャルルが人間の子供だったら」というイラストを描いていたことがあり、その絵ではハッピーは継ぎの当たったズボンをはいた男児の姿で描かれていた。シャルルは後にその通りになったが、ハッピーは変身魔法を中途半端にしか会得できなかったため、今の所この姿に変身することはできない。
なお、単に「ハッピー」と検索した場合は他の「ハッピーな状況を描いたイラスト」がヒットするため、キャラクターとしてのハッピーのイラストを探す際には作品名と一緒に検索することを推奨する。